「てるみくらぶ」破産の顛末から学ぶ格安旅行の実態

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ここ数日かなり大騒ぎになっている、格安旅行会社「てるみくらぶ」ですが、本当に最低な会社ですね。

一番最初の報道では、「発券システムが利用できない状態にある」みたいなことを言ってて、意味わかんない・・・と思ってたら、まさかの料金未払い、そして破産。
破産申請するのは勝手だけど、この会社で旅行を買ったお客さんに対して、あまりにも色々と無責任すぎる!

ちょうど春休みのこの時期、卒業旅行や家族旅行などで、普段あまり海外旅行をしない人や、もしかしたら初めての海外旅行だったという人も、中にはいたかもしれない。
予約の時点では「安い旅行が手配できて良かったね!」と言いながら、楽しみに渡航した人たちが、いま現地でトラブルに巻き込まれて大変な目に遭っていることを想像するだけで、関係のない私まで怒りが爆発しそうです。

それに、被害者はいま旅行中の人だけじゃない。
これからGWに向けて、旅行を予約していた大勢の人たちも、お金は戻ってくるのか、旅行には行けるのかと、怒りと不安でたまらない状況だと思います。

日本旅行業協会(JATA)のてるみくらぶに対する弁済制度の上限が、1億2,000万円。
一方、被害額は約100億円というから、単純に考えて1%じゃないですか。
っていうか、自転車操業状態で、個人から100億もかき集めるって、何なの!?
これはもう、経営云々という話ではなく、詐欺じゃないんですかね?

さらにびっくりなのが、この会社、新入社員をかなりの人数採用してたらしいですね。
入社を目前にして、突然の内定取り消し。
地方から東京に出てきて、既に賃貸の契約を済ませている若者もいるらしく、本当に気の毒でなりません。
会見で負のオーラを出しまくっていた社長、あんた泣いてる場合じゃないですよ。
何人もの人生を狂わせた、という事実、ちゃんと自覚して欲しいです。


この騒動から、旅行代理店を通して旅行を買うときに、注意すべきことも色々と見えてきました。

まず、旅行業登録のない会社のHPから旅行を申し込むのは、絶対になしですね。
今回、てるみくらぶはJATAの正会員だったようで、この点はクリアしていますが。

それから、ツアーや航空券+ホテルのパッケージ等を買うときは、必ず他の大手旅行代理店と旅行代金を比較して、「異常なほど安い」会社は、ちょっと注意したほうがいいかもしれませんね。
今回のてるみくらぶは、長年の薄利多売の営業により資金繰りがうまくいかなくなり、あげくネットを使わないシニア層にターゲットを変更しようと、新聞広告に莫大な投資をしたことが、今回の破産に繋がったようですから。

あと、クレジットカード払いを受け付けず、現金払いのみで対応してる会社も、避けたいかなと。
ひと昔前ならともかく、このご時世、旅行代金のようにある程度まとまったお金を、現金払いのみって。
「現金一括入金キャンペーン」なんて、もうヤバイ香りしかしませんから。

格安旅行プランを探すときは、「その料金の安さの理由がどこにあるのか?」っていうのを、常に考えてみるといいかもしれないですね。
航空会社がキャンペーンをやっているとか、現地がシーズンオフだからホテル代が安いとか、旅行代理店の決算セールなどで会社持ち出し分で安くなっているとか。
あと、添乗員同行ツアーなんかだと、お土産店まわりに時間を割く=現地ツアー会社のマージンで、結果安い旅行プランが出来上がっていることもありますね。
それから、国内のバスツアーなんかだと、安さ=安全面のリスク、ということもあるので、注意が必要ですね。

私自身は、特に海外に行くときには、航空券は航空会社からの直接購入、ホテルは大手ホテル予約サイト経由(支払いは現地払い)としているので、あまりこの辺のリスクについて深く考えたことはなかったんですが、国内旅行に関しては結構パッケージ旅行を買うことも多いので、今回の一件では色々と勉強になりました。


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