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先日の日帰りイスタンブール旅の続き。
写真整理に時間がかかってしまったけど、やっとまとまったので書きます「トプカプ宮殿」。
10年前ぐらいに初めてトルコを旅行した時にもトプカプ宮殿は見てるのだけど、その後ドラマ「オスマン帝国外伝」を見て、もう一度ハレムを含めてじっくり見たい!と思い、今回2度目の訪問でした。
イスタンブールの旧市街にあるトプカプ宮殿は、トルコのツアーではほぼ訪問先として入っている有名な観光スポット。
オスマン帝国時代、ドルマバフチェ宮殿に移るまでの約400年もの間、君主が居住した宮殿です。
ドラマ「オスマン帝国外伝」の舞台となった場所なので、ドラマを見た方ならここはかなり楽しめるスポットであります。
私は3時間以上も滞在してしまいました。
広い広いトプカプ宮殿。
大きく分けて、第一、第二、第三、第四と4つの中庭にプラス、後宮(ハレム)があります。
第一の中庭はオスマン帝国時代も今も一般の人が自由に出入りできるようになっていて、入場料も無料。
でも、この門の先からは有料エリアになります。
トプカプ宮殿の入場料はかなり高めの設定になっています。
ハレムを見学したい場合は宮殿の入場チケットに加えてハレムのチケットも購入しなくてはなりません。
外国人一般料金だとハレムを含めると日本円にして3,500円ぐらい。(2022年6月現在)
私はミュゼカードを持っていたけれど、それでもハレムは別料金を取られました。
外国人一般料金で入るとオーディオガイドは無料で借りれるようなので、借りたほうがいいと思います。日本語もありました。
↑ チケット売り場、朝一でも結構並んでました。
トプカプ宮殿は、第二の中庭より先は特に見学順序みたいのは決まってないので、好きなように見てまわる感じです。
とりあえず、一番見たかったハレムに直行。
ハレムは、スルタンのファミリー、女官(側女)、宦官が暮らしていた閉ざされた空間。
ハレムへのゲートを通って地下へ繋がる階段を降りると、最初にあったのは黒人宦官の生活スペース。
オスマン帝国時代、ハレムを監督する宦官として黒人が多く起用されていたようです。
アフリカから少年を連れてきて、去勢して、教育をして宦官にしていたとか。
なぜ黒人なのかって、ハレムの女性が産んだ子供の肌が黒かったら、それは不貞があったとすぐ分かるように...と聞いたことがあるのだけど。宦官は去勢されてるのにね?
だからドラマ内でも、宦官たちの喋り方は若干オネエな口調でしたよね。
↑ ここ、ドラマ内で側女たちがいた大部屋に感じが似ててオッ?と思ったけど。
実際は宦官たちの生活スペース。
↑ 側女たちの部屋は、こちらだそうです。
↑ 綺麗なミフラーブ。
ハレムの中には、モスクもありました。
↑ 母后の部屋。
スルタンの母は、この宮殿内で圧倒的な力を持っていました。
オーディオガイドではたしか、スルタンセリム2世の時代の母后から使っていたと言ってたので、あの嫌な女ヌールバーヌですかね?
この時は2F部分が修復中だったので、1F部分しか見えませんでした。
↑ 母后のハレム。
この近くにスルタンのハレムもあったけど、母后のハレムをさらにちょっと豪華にしたような感じでした。
スルタンや母后の生活エリアは、壁、床、ドアなどいちいちお金がかかってる感じでとても豪華。
↑ スルタンの広間。
トプカプ宮殿といえば、ガイドブックなんかでもよくこの部屋の写真が使われてるので、ハレムの一番の見どころでしょう。
スルタンの王座やお気に入りの側女が座るスペースがあります。
イベントなどもここで行なわれていたようで、宴の際などは2F部分で女性たちが踊りを披露したようですよ。
スルタンの広間の先にあるムラト3世の部屋。
この部屋はかなり豪華!
写真だと見づらいけど、寝台(?)の上のほう、すごい繊細な細工がされてて見事でした。
内装もものすごく綺麗なタイルやステンドグラスで彩られていて、当時のオスマン帝国の繁栄っぷりがよく分かる部屋です。
しかしムラト3世といえば・・・。酒飲みの父親セリムとずる賢いヌールバーヌの間に生まれた、大の女好きとして有名なスルタン。
たしか、子供は100人以上いたんじゃなかったかな。
ここトプカプ宮殿に来れば、間違いなく最上級のイズニックタイルを見ることができます。
↑ ハレムは壁に囲まれてて良い景色は見ることができないのだけど、ここだけは少し開放感がありました。
スルタンお気に入りの側女たちの部屋があったり、一部に皇子たちが住んでいた時期もあったそう。
アブドゥルハミド1世の時代に増築もされているようです。
↑ この綺麗なタイルの建物が増築された部分かな?
↑ 黄金の道。
ドラマでも出てきた、スルタンの寝室へ繋がる、召された側女が通った道ですかね。
実際は、スルタンが遠征から勝利の帰還をした際、ここにゴールドをまきながら通ったことから黄金の道と呼ばれたようです。
↑ ハレムの厨房。
ドラマの中でもよく厨房シーンが出てたけど、実際はこんな感じだったのね。
ハレムの見学はここまで。
いやー、面白かったですね。
オスマン帝国時代といっても長いので、ハレムもその時々で変わっていったんでしょうけれど、ハレムはオスマン帝国外伝のスレイマンの時代(その少し前?)からあると記憶してるので、ドラマで見てたイメージに近いものを見ることができて満足。
別料金ってこともあるのかハレムまで見学する人は少ないようで、空いていたのも良かったです。
この後、宮殿内のハレム以外の部分を引き続き見て歩きました。
↑ ハレムの出口近くの建物にあった武器や宝物などが展示されている部屋。
有名な「トプカプの短剣」と「スプーン職人のダイヤモンド」もここに展示されていました。
ものすごい綺麗だった!このお部屋は必見ですね。
ここ、内部の写真撮影は禁止だと思ってたんだけど、とくに写真撮影禁止マークなどはなく、みんな普通に写真撮影していました。中に係員がいたけれど、全く注意する様子もなく。今は禁止じゃなくなったのかな?
私もトプカプの短剣やダイヤモンドの写真ばっちり撮ったけど・・・ネット公開していいのかは不明なので、一応載せないでおきます。
あと、どうも写真を撮り忘れたみたいなんだけど、ハレムの入口近くには「会議の間」がありました。
宰相たちが集まって会議してた場所。スルタンは2Fの姿が見えないところから会議の内容を聞けるようになっていました。
↑ 幸福の門。
大きな儀式などもこの門の前の広場で行なわれていたそうです。
↑ 幸福の門を抜けたところにある、謁見の間。
外国の使臣たちがスルタンに面会した場所。
↑ 謁見の間の内部には、金色の王座などが展示されていました。
↑ 謁見の間の先にあるのが、アフメット3世の図書館。
(本読んでるのは人形です)
この先は、トプカプ宮殿の一番奥にあたる、第四の中庭になります。
第四の中には、キョシュク(あずまや)があったり、展望スペースがあったりして、宮殿の中で一番開放感があるエリア。
↑ 第四の中庭からの眺め。
↑ 第四の中庭はスルタンのファミリーがプライベートの時間を過ごす場所だったようで、夏は子供たちがプールで遊んだりもしたようです。
↑ この写真の左側にある青いタイルの部屋は、確か「割礼の間」だった記憶。
↑ キョシュク(あずまや)。
他にも、写真撮影禁止のところも含め、色んな建物の中を見学しました。
が、もう書くのも疲れたのでこの辺で終わりにします(笑)
トプカプ宮殿は広く、歩く距離もかなり長くなるので、あちこちで腰かけて休んでいる観光客がいました。
見学の際は身軽な恰好で、歩きやすい靴で行かれることをオススメします。
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