十数年ぶりにクムピル(Kumpir)を食べた

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十数年前、まだ旅行者としてイスタンブールを訪れた時に、オルタキョイでクムピル（Kumpir）というポテトの料理を食べました。
たしか当時のガイドブックにオルタキョイの名物だって書いてあったんで、わざわざ食べに行った記憶。
すごいボリュームの食べ物だなぁと思った記憶はあるけど、なんせ十数年も経ってるので。また食べてみたくなって、近所のクムピル屋さんで昨日、一人飯してきました。

値段も書いてないし、注文どうやってすればいいのか分からず。
これ食べたいんですが、どうやって言えばいいの？と素直に聞いてみた。

店のおじさんが「おぅ、Kumpirは初めてかい？」と聞いてきたので、もう面倒くさいから「はい、初めてです」と嘘をつき（笑）
そしたら、こっちにおいで！とケースの前まで連れていかれ、説明してくれました。

ジャガイモをカットして、その中にバターとチーズを入れて混ぜるから、君はその上にのせたいトッピングを選んで！とのこと。





↑ おじさんは、さっそくジャガイモの準備を開始。
こっち来て、写真撮っていいよと言うので、いや結構ですと断るのも何なので撮らせてもらった（笑）

おじさんの手がでかいのでジャガイモの大きさが写真からはイマイチ伝わらないのだけど。
かなり大きいです。
日本のスーパーで売ってるジャガイモの4個分ぐらいはあるんじゃないかな？

こんな大きなジャガイモあるんですね、トルコ産？
と聞いたら、そうだよって。
どこで売ってるんだ・・・見たことないぞ。

この後、じゃがいもの中にバターとチーズを入れてさらに混ぜ混ぜしていた。





↑ トッピングコーナー。
オリーブミックス、ビーツ・・・後は何がいいかな？と聞いてみたら、オリヴィエ・サラダ（ロシア風サラダ）、ピクルス、コーン、ソーセージあたりをオススメされた。
でも私、コーンは好きじゃないしソーセージは食べないようにしてる（脱・超加工食品）ので、オリーブとビーツの他にはオリヴィエ・サラダとピクルスを入れてもらうことに。
スパイシーなの何かない？と聞いたら、トマトと唐辛子のソースみたいのを指さして「これかなり辛いよ！」って言われたんで、それも少しかけてもらうことにしました。

ちなみに、私の隣りのカップルは二人とも、コーンと紫キャベツ盛り盛りだった。
トッピングが違うだけで、かなり見た目が違う。
私のはカラフルさに欠けて、ちょっと地味な感じだった。





↑ 私のクムピル、こんな感じ。
白い飲み物は牛乳ではなくアイラン（ヨーグルト）です。

塩、ケチャップ、マヨネーズも別に付いてきた
こんなに具沢山で味あるし要らなくない？と思って食べ進めてたけど、途中で味に飽きてしまったので、味変としてケチャップとマヨを少しかけました。

これはね、トッピング次第でだいぶ美味しさが変わるような気がします。
ジャガイモに触感がないので、ピクルス系のカリカリ感は必須！
酸味としてもピクルスは外せない。
おじさんがオススメしてくれただけある。
あと、隣りのカップルが盛り盛りにしてた紫キャベツ、あれも入れたら良かったかも。

最初の5口ぐらいは美味しかったけど、後はなんかね。
大きすぎて、飽きちゃうんだわ。
一回食べたらまた数年はいいかな、って感じかも。

ビックリしたのがお値段よ。
最後お会計してみたら、クムピル150TL（約660円）ですって！
イモだよ？？肉も魚も入ってないのに、高っ！
いっても100TLぐらいかな～と予想してたんですが。
でもまぁ、今バターやチーズが高いから仕方ないのかな。

そして、アイランが40TL（約180円）というのにもダブルで驚き。
しばらく外食を控えてる間に、また何でも上がりやがった！


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