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まずはモノレールの「新整備場駅」にあるJALメンテナンスセンターへ伺い、格納庫とSKY MUSEUMの見学をしてきました。
新整備場駅は、「羽田空港国際線ビル駅」と「羽田空港第1ビル駅」の間にある駅。
こんな見学会でもない限り、まず降りることはない駅ですね。
新整備場駅の周辺には、ANAの大きなビルも見えました。
ANAも駅から少し歩いたところに整備工場があり、JALと同様に申し込みをすれば整備工場見学ができるようです。
今回はメンテナンスセンターの1F入り口で受付を済ませ、案内された会議室で今回の見学会をご担当くださるJALの方々のご挨拶を聞いてから、さっそく格納庫の見学へ。
格納庫の入り口にあった模型。
手前のトリプルセブンは、整備の方が作ったラジコンで、実際に飛ぶそうですよ。
びっくり!
広い格納庫。
整備には、空港に到着してから次に出発するまでの間に飛行機を確認する「運航整備」と、定期的に時間をかけて行なう「重整備」がありますが、この格納庫では運航整備の一部や点検・重整備が行なわれるそうです。
鉄の機材に囲まれてよく見えませんが、飛行機が一機、重整備の最中です。
あまりに大きくて、建物の一部と化してますよね。
客室の整備も行なわれるので、いったん取り外されたシート等が並んでいました。
床下、ドアや窓なども細かく点検・整備するそうです。
次に向かったのは、2つ目の格納庫。
こちらでは、小型の飛行機が整備中でした。B737でしょうか?
格納庫が広くて飛行機も大きいので、整備士の方があまり目立たないのですが、よく見るとあちこちで作業をされています。
整備の内容にもよりますが、整備をプランニングする方が40~50人の整備士をシフトで割り当てて、一機の整備にあたるそうです。
飛行機の定格電源、115V/400HZ。
この黄色いのは、トリプルセブンなどの大型機の整備の際に使うジャッキだそうです。
3人ぐらいの整備士が手動で動かすとのこと。
こちらの機体もジャッキで持ち上げられ、宙に浮いた状態での整備中。
ちょうど「レドーム」という飛行機の鼻の部分がはずされて、手前に置いてありました。
そのレドームをはずした先端部分に近寄って、下から覗いて撮った貴重な一枚。
飛行機の心臓部であるエンジンも、こうして分解整備が行なわれます。
格納庫の隅っこに置いてあったエンジン。
小さく見えますが、近寄ったらきっとものすごく大きいはず。
格納庫の外はすごい眺めです。
JAL機やANA機がこちらに向かって飛んでくるのが見えるので、工場見学に参加する飛行機好きの皆さん、望遠レンズ装着で行ったほうがいいですよ!
以上、格納庫の見学でした。
日々の運航整備やメンテナンスをしっかりしていただくおかげで、安全に空の旅を楽しめるというわけですね。
次回は、 昨年の7月にリニューアルオープンした「SKY MUSEUM(スカイミュージアム)」の様子をレポートしたいと思います。
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