海外のWiFi事情については、行き先によってもだいぶ異なると思いますが、街中で安定したフリーWiFiが常時使い放題!という国や都市は、今まで訪れた30数ヶ国の中には残念ながらありませんでした。
最近では、駅や空港、ホテル、レストランやカフェなどではフリーWiFiが利用できる都市も増えていますが、それでもまだ十分とはいえません。
観光途中やちょっとした調べ物をしたい時などは、やはりWiFiは必要だし、いつでもネットが繋がるってのは気分的にも安心感がありますね。
無料のWiFiってちゃんと繋がる!?
私も海外渡航の際、現地で無料のWiFiが使える時には利用させてもらうこともあります。
何のセキュリティもかかっていない野良WiFiは、さすがに怖いので利用しませんが、事前登録が必要な公共の無線LANサービスや、パスワードを張ってセキュアな状態を保っているWiFiサービスであれば、結構利用させてもらってます。
ただ、今までの私の経験からすると、無料で提供されているWiFiは、結構な確率で繋がらないことが多いです。(T_T)
海外用WiFiルータと海外用SIM
海外でWiFiを利用する際、皆さんよく利用する方法が、海外用WiFiルータのレンタル、または渡航先で利用できるSIMの調達。
それぞれの特徴と、私が思う各々のメリット/デメリットはこんな感じ。
海外用WiFiルータのレンタル
日本で提供している海外用WiFiルータをレンタルする場合は、通常日本にいる間に手続きをします。
物のやり取りは、郵送、空港での受取り/返却のいずれかが選択できる場合が多いです。
WiFiルータを利用する際のメリットは、1台のルータで複数台同時接続可能なので、家族や友達など複数人での旅行の際や、スマホ、タブレット、ノートPCなど、色んなデバイスを繋ぎたい、という場合には便利。
デメリットとしては、小型とはいえ物理的にWiFiルータを常に持ち歩く必要があるという点と、レンタルなので貸出/返却の手間があること。
現在のところ、




ただ、レンタル補償料金やその他諸費用を加えると、総額は思ったより高くなってしまうケースも。
海外用SIMの利用
現地で利用できるSIMを購入する方法も、最近ではかなり一般的になっています。
よくあるケースとしては、到着後に滞在国でSIMカードを購入し、自分のスマホのSIMと差し替えて利用する方法。
または、日本にいる間に海外で利用できるSIMカードを購入して持参する、という方法もあります。
国や都市にもよりますが、一般的には現地で購入するSIMのほうが安い場合が圧倒的に多いと思います。
ただ、現地でのコミュニケーションが心配だったり、事前に操作などをある程度確認しておきたいという場合、出発前に日本で調達するのも一つの手です。
Amazonでも購入できます ⇒ 海外用プリペイドSIMカード

現地で利用できるSIMを調達する方法の最大のメリットは、WiFiルータのように余計にデバイスを持ち歩く必要がないこと。
あとは、滞在日数が長くなればなるほど、料金面ではやはり現地SIMカードを利用したほうが断然安上がりです。
デメリットとしては、普段使っているスマホなりタブレットなりのSIMカードを入れ替える、必要に応じて設定をする、といった作業が必要になることと、万が一現地で繋げないとなった場合、トラブル解決できるだけのコミュニケーション力が必要となること。
携帯会社が提供するキャリアのローミング
契約している携帯キャリアのローミングも、条件により安く利用できる場合があります。
例えば、私が契約しているauだと「世界データ定額」というのがあります。
日本で契約しているプランのデータ容量を海外でも使える、というもので、利用料は24時間の利用で980円です。
ただし、au STAR会員(登録無料)なら毎月1回24時間分プレゼント、というサービスがあるので、超弾丸旅行の際などは24時間利用で事が足りてしまい、実質タダで使えてる場合もあります。
ローミングというと高そう!というイメージがあるけれど、利用法によってはお得に使えることがあります。
おそらく、ドコモやソフトバンクでも似たようなサービスがあるのではないでしょうか。


iPhoone4を使用していますが、海外でシムロックにした状態で、wifiを使用した場合、ローミングによる高額請求を避ける事は可能でしょうか?
データローミングをOFFに設定しておけば、基本的には高額請求は避けれますよ。
スマホの海外使用で高額請求を防ぐ方法という記事も書いてありますので、よろしければご覧になってください。
→ https://wptravel.msmsnet.com/archives/273
回答、ありがとうございます。これで安心して海外でも使えます!
渡航、お気をつけて!
楽しんできてくださいね♪