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先日、夕方のニュースを見ていたら、新東京都知事になられた小池百合子さんの語学力のことが話題になっていました。
彼女は、英語のほかアラビア語も堪能なトライリンガルだそうで。国際舞台で活躍する機会の多い都知事には、もってこいでしょうねぇ、と思いながら見ていたんですが。
その場にいたコメンテーターの方たちが、「これからは”英語プラス1言語”の時代ですからね~」「そうですね~」と、まるで周知の事実のような発言をして、そのコーナーがしれっと終わりました。
これからは「英語プラス1」の時代・・・なんですかね?そんなの初めて聞いたけど。
私たち日本人には、日本語+英語のバイリンガルだって、かなりハードルが高いと思う。
なぜなら、日本語は言語として歴史が長く、また日本は他国の植民地になったことがない。
小さな島国で、日本語だけを話して生きてきた民族ですよ。
教育水準が高いから、何かを学ぶために必要なマテリアルも、日本語のものが既にある。
だから、いくら世界標準語とはいえ、国民みんなが英語を完全にマスターする必要性が、そもそもないんだろうなと思います。
プラス1どころじゃないよ~ってのが、多くの人の本音だと思うんですけどね。
海外を旅行していると、確かに「英語プラス1」出来たらよかったな、と思うことは多々ありました。
私が一番マスターしたいと思うのは、やっぱりスペイン語かな。
大好きなスペインやキューバでは、英語があまり通じなくて、でも現地の人からすごく話しかけられることが多くて、スペイン語勉強しておけば良かったー!って思いましたから。
それに、スペイン語を話す人は世界中に4億人近くいると言われてて、実は英語のネイティブスピーカーの人口よりも多いぐらいなんですよね。
スペイン語ができると、イタリア語やポルトガル語も何となく理解できるみたいですね。
昔、イギリスの学校にいたとき、イタリア人、ポルトガル人、スペイン人、ベネズエラ人、ブラジル人あたりがグループで会話をしていて、英語以外の言葉で喋ってるから、そのメンツで喋るときは何語なの?と聞いたところ、皆それぞれ自国の言葉を話してる、それで会話が成り立ってる、って言ってましたから。
ルーツが同じラテン語だから、きっと単語とか似てるんだと思います。
年齢を言い訳にしてはいけない。人は何歳からでも学び成長することができる。
ってことなんで、私もまた学生の頃に戻った気持ちで、スペイン語に挑戦しようかな。
そしたら、2026年に完成予定のサグラダファミリアを見に行く!ってのを目標に。
まだ10年あるから、何とかなりそうだし・・・(笑)
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