海外旅行復活の兆し?燃油サーチャージも復活の予感

[記事公開日]2021年2月24日

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今朝つけていたテレビから何となく聞こえてきた音声で、どこかの国のどこだかの会社が、今年春夏の海外旅行復活を見込んで、既に社員の大量採用を開始している、みたいなことを言ってました。
アメリカ系のワールドニュースだったので、おそらくアメリカの話だと思うんですが。
キッチンで仕事をしながらだったので詳細は聞き逃したけど、最近は海外旅行の話題が上がることすらなかったから、久しぶりに明るいニュースだな~と嬉しくなりました。

いつから海外旅行が可能になるか、というのは、やっぱりワクチン接種にかかってると思いますね。
あと日本の場合でいったら、空港での検査と自己隔離措置ね。
2週間の自己隔離が必要なうちは、普通の会社員や学生が海外旅行をするって、なかなか現実的じゃないですからね。

こちらトルコでは、昨年末から医療従事者や高齢者などを優先して始まったワクチン接種、本日の発表では既に760万人以上への接種が完了しているとのこと。
医療関係者などは既に2度目の接種も終えているそうで、今のところ順調に進んでるみたい。
現在打っているのは中国製のワクチンだけど、近々ドイツ製のワクチンも届く予定だと言ってました。

先日、トルコの観光地で宿泊業を営んでいる人と話した際、4月以降は予約がかなり入ってきてると言ってました。
ヨーロッパ方面からの予約が多いそうです。バカンスシーズン到来だからね。
でも、ヨーロッパってまだロックダウンしてるレベルの国も結構あるのにねぇ。大丈夫!?

そのほかの国でも、例えばシンガポールなんかは、航空関連業界で働く人たちを優先的にワクチン接種を行なっている、という記事を読みました。
シンガポールのチャンギ空港は世界有数のハブ空港だから、航空関連業界はいま危機的な状態らしいので、必死の対応でしょうね。

ワクチン接種が進んでいる国、かつ海外からの観光客受け入れ対策を積極的にしている国から順番に人の行き来が再開し、徐々に海外旅行が復活していくんだろうなと予想します。

海外旅行といえば、もう一つ気になるのが、燃油サーチャージ
ここ最近、原油の価格が上がっています。
2月の原油価格が燃油サーチャージに反映されるのは6月以降なので、2021年6月以降の発券分についてはおそらく、現在のように燃油サーチャージ0円、ということはなくなる気がしますね。
原油高の影響は米国の大雪も原因の一つだろうと思うんですが、エネルギー関連のほか貴金属や穀物などのコモディティ価格も急上昇していて、この流れはしばらく続く可能性も。
世界的に海外の行き来が本格的に再開すれば、燃油需要も増え、原油価格上昇がさらに加速することも考えられます。

となると、今年2021年に海外旅行を計画している方は、航空券の買い時について悩むところですね。
航空会社はこの一年、コロナで大打撃を受けているので、コロナ収束後の航空券の値段は高値で推移するのではないかと、個人的には予想してます。
さらに燃油サーチャージが上がる可能性を考えたら、特に長距離便を利用するなら、早めの予約がおトクかもしれない。
しばらくしたら各航空会社が何かしらのキャンペーンを打ち出してくる可能性も大なので、航空券購入の予定がある方は、航空会社HPをこまめにチェックですね。
旅行会社も、例えば先日も書いたようにHISが出発日までの日数×100円が割引されるカウントダウン割引など始めてますが、他社も追随して海外旅行商品の割引を始めると思います。

そして現状はまだ、航空券を購入したとしても、予定の変更やキャンセルをせざるを得なくなる可能性あります。
変更や払い戻しに無料で応じるフレキシビリティが保証されている航空会社を利用するようにするなど、海外旅行計画には工夫が必要ですね。


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