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写真だけ撮ってブログに書くのを忘れていたのだけど、かれこれ2~3週間ほど前になるだろうか。同居人が「ドルマ」というお料理を作りました。
トルコでは、市場や乾物を売るお店などに行くと、茄子や唐辛子の皮に紐を通して干したものがブラ下がってるのを見かけることがあります。夏の旬の時期に採れた野菜をそうやって保存食にしてるんですね。
ところで、ドルマってのはウィキペディアによるとこういう物です。
辛味の効いた、米、タマネギ、挽肉、香味野菜などの混ぜものをキャベツの葉やブドウの葉で包んだ料理、あるいは中をくりぬいたナス、パプリカ、ズッキーニ、かぼちゃなどに詰めた料理のこと。中央アジアから北アフリカまで広く分布する料理である。用意に手間がかかるので、古くはご馳走料理の範疇に入った。
ドルマには肉の入るものと入らないものがあり、肉の入るドルマは温菜となるが、肉の入らないドルマはオリーブ油で調理して冷菜として食べることもでき、菜食主義者向けの副菜ともなる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
↑ これ、市場に売りに来ていた農家のおばさんから買ったもの。
干した茄子の皮、売っているときはこんな感じに長く連結されてます。
ちょうど私の背丈ぐらいあったので、170cmぐらいかな。
この状態からは、どう調理していいのか想像もつかない。
同居人が市場のおばさんから美味しいドルマの作り方を聞いて、作ってくれました。
干した茄子の皮のドルマは、「Kuru patlıcan dolması(クル・パトゥルジャン・ドルマス)」という料理名で、日本語にすると「乾燥した(干した)茄子のドルマ」。
私は今回は調理に参加せず、見てただけ。
最初に茄子の皮をお湯で10分ほど茹でてました。
その間に、ドルマの中にいれる詰め物を作ってました。
お米、玉ねぎ、にんにく、トマト、イタリアンパセリ、細かく切った牛肉などを入れて、サルチャ(トマトペースト)やスパイスで味付け。
スパイスは結構色々入れてて、クミン、タイム、ミント、スマック、唐辛子、塩こしょう、などなど。とりあえず家にあるもの全部入れた?みたいな。
干した茄子の皮のほか、フレッシュな野菜のドルマも一緒に作ることにしたようで、生のピーマンやトマト、ジャガイモまで上手に中身をくりぬいて、下ごしらえ完了。
その後、これらの野菜の中に具を詰めたら、トマトスープでしばらく煮て完成です。
真冬なのに、夏野菜満載。
トルコ人は、野菜はクタクタになるまで煮るのが好きなようで、今回もだいぶ長い時間煮てましたね。
なので、盛り付ける時に柔らかくなった野菜が崩れてしまい、中身が飛び出ちゃった。
でも、味はとっても美味しかったです。
中にお米も入ってるので、野菜が中心だけどボリュームがあります。
上にかかってる白いのはプレーンなヨーグルト。ヨーグルトをかけたほうが味がまろやかになって美味しい。
余談ですが、私はトルコ人が発音する「パトゥルジャン(茄子)」という音が好きです。
聞き心地が良いというか、なんというか。
日本人の私が発音してもなかなか上手く言えないので、「patlıcanって言ってみて」としつこく頼むもんだから、最近は「ナンデ・・・?」とやや不審がられてます(^^;
↓ ぶどうの葉で巻いたこんなのも、ドルマっていうみたい。
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