もうすぐ一年となる海外暮らしの現状と雑感

[記事公開日]2021年12月17日

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トルコに来てから2週間経過時点3ヶ月経過時点半年経過時点で、その時々の雑感をブログに書き残してきました。
今回は、日本へ一時帰国していた期間を除くとそろそろ丸1年が経過するという時期になったので、このタイミングでまた思うことを書き散らかしてみたいと思います。
中高年になってから海外暮らしを始めるって実際どんな感じなの?と思ってる方もおられるようなので、今回はその辺のことも少し書いてみます。

最近のトルコでの出来事


今ホットな話題といえば、やはり通貨のことですね。
昨年の今ごろ、1TL=14円台だったのが、今は1TL=7円台。
たった一年で価値が半分になる新興国通貨って怖っ!
物価もどんどん上昇し、賃貸物件に関しては家主による賃上げの動きが進んでるってニュースも見ました。
そのうちオーナーに「家賃上げるよ~」って言われるんじゃないかと戦々恐々です。

トルコでも国内でオミクロン株の感染者が出ました。
海外から多くの人を入れてるし、街中ではマスクつけないで出歩いてる人が多いし、そりゃ出るよねって感じです。
こちらの人々は、コロナに対する恐怖心がだいぶ薄れてるような印象。感染者数や死者数など毎日発表されてるけど、関心がなさそうな人も多いです。

昼間が長かった夏から季節は変わり、夜明けが遅い冬へ。
トルコの夏は本当に良かったです。今住んでる地域は、気温は高くて暑いけれどカラっとしてて風が少なくて、私の大好きな気候。
夜は21時を過ぎてもまだ明るいので、家で夕飯を食べた後に散歩がてらカフェに行き、1~2時間のんびりした時間を過ごすなんて生活を週3~4でしてました。
最近は日が暮れるのも早くなって夜は寒いけれど、今でもまだその習慣は週1~2ペースで続けています。
トルコのカフェは寒い時期でもオープンテラス席に防寒対策が施され、とても快適です。

ブログには書ききれていませんが、トルコ料理のレパートリーもだいぶ増えました。
トルコ料理は、地方によって本当にたくさんの料理が存在します。名前が違うだけで似たようなものも多いけど。
TVで見て美味しそうだった料理をYouTubeで材料や作り方をみて作ってみる、というのを繰り返してますが、初めての料理は成功と失敗が半々ぐらい(苦笑)
オーブンや電子レンジもなく、キッチンツールも圧倒的に不足しているので、挑戦したくても出来ない料理がまだまだあります。徐々に買い揃えていきたいと思ってるけれど、今のキッチンには収納スペースが少なく...。まずは引っ越しが先かな。


海外セミリタイア生活


一定の収入源を残しつつ現役生活から引退することを「セミリタイア」というらしいので、私は今その状態に近いかもしれません。
トルコで40代というと、もう年金をもらって生活している人もいます。(今後は受給開始年齢はもっと上がってくらしいけど)
私ぐらいの歳でもう年金受給者がいるんですよ。日本だと働き盛りの世代なのにね。
のんびりしたこの生活スタイルも、トルコの人達から見れば年齢相応の生き方って感じなので、奇異の目で見られるようなこともありません。
それに今は世界的にリモートワークが一般的になりつつあり、毎朝どこかに出勤しないと仕事していないんじゃないか、みたいなこともないですし。良い時代になりましたね。


中高年の海外暮らしで大変なこと/楽なこと


年代に関係なく海外暮らしのここが大変、って話はひとまず置いといて。
中高年ならではの苦労する点といったら、やっぱり新しいことを習得することでしょうか。
その最たるものが言葉。記憶力の低下だけならその分学習時間を増やせばいいんでしょうけど、問題は気力です。
中年になるとこんなにも気力がガタ落ちするんだ!って、自分でも想定外でしたよね。
外国語ってのは海外に住んでるからって自動的に上達するものではなく、やっぱり毎日コツコツが基本なんだけど、これが若い頃ほどできないですね。
“気力を振り絞る努力”をしないと出来ないです、私の場合。これ大袈裟じゃなくて本当に。。。
ま、40~50代ってホルモンのバランスにより心とからだが揺らぐ時期らしいので、その影響なんだったら仕方ないですけど。
最近は、自分の生活範囲で必要なごく簡単な会話だけなら困らない程度にはできるようになったので、ますます怠けて停滞しています。
一年経ったらもっとペラペラに喋れる自分を想像していただけに、不甲斐なさを反省中。

他には、病気の心配ですかね。
病気とまではいかなくても、なんとなく調子が良くない、いわゆる”未病”が増えてくるお年頃なので、海外暮らしで不安を感じることはありますね。
なので、健康を維持する為に食生活や運動習慣など、より気をつけなければと思ってます。
また、自分の親も高齢になってくるので、その点でも色々と心配は尽きません。

逆に、中高年の海外暮らしで楽なこと。
まず、人生での選択肢が減ってくる&今後出来ることはある程度限られてくるので、迷うことが少ないってことですかね。
例えばこれが20年前の20代の頃に海外暮らしをしていたら、きっと家庭のこと、仕事のこと、これから長い先の人生のこと、自ら選んで進める道が複数あって、もっと色々と悩んでたと思うんですよ。
特に自分の性格を考えると、キャリアのことは相当悩んだと思いますね、もし20代とかでトルコ生活を始めていたら。
日本で20年以上、会社員もしたし独立もしたし、いくつかのスタイルで仕事をしてみて、どんな風に働くのが心地よいのか、どんなスキルでどんな仕事をすれば活躍できるのか、自分のことがよく分かってきた40代の今は、仕事のことで悩むってことが今はあまりないですね。経済的にもそんな心配はなく、やりたいことをやれてるって感じ。
トルコに限らず、どこでも生きていける自信はまぁあるかな。健康でさえいられれば。

また、これまでに積み重ねてきた人生経験からの自信、度胸、処世術などがベースにある”図太さ、図々しさ”が中高年には多少あるものですが(笑)、そのおかげで楽に生きれてる気はします。

こんなところでしょうか。

コロナがしぶとく蔓延っていて、まだ当分日本には帰れそうにありません。
滞在許可証の延長手続きもしたので、先数年はこちらで暮らすつもりです。

次回は「あれから一年後」ぐらいのタイミングで、また二年目の状況をレポートできたらと思います。


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