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4泊6日の短いキューバ旅行から帰って、しばらく頭がボーッとしてたけれど、5日ほど経ってようやく日常を取り戻しつつあります。
11月の寒い日本から、湿度と気温の高いキューバへ、そして6日後にはまた寒い日本へ。急激な変化に、そりゃぁ体もビックリしますわな。
事前の準備など色々と面倒だったキューバ個人旅行だけど、行って良かった、本当に楽しかった!初めての中南米、共産主義国、謎と魅力がいっぱい。
これほど帰国後に色々と調べてみたくなった国、興味を持った国、他にないかも。
キューバの歴史、人々の生活、思想、今後どう変わっていくのか等々、すごく気になる。
ずっと住めって言われたらムリだけど、必ずもう一度行きたい国であることは間違いありません。
今回の旅行で、キューバについての事前知識と実情のギャップ、そのほか色々と気になったことがあったので、書き残しておきます。
共産主義(社会主義)であること
キューバは、革命以降ずっと共産主義を維持しています。
所得は月2,000円程度、主な食料や生活必需品は配給制。
住居も国から割り当てられ、勝手に建てることはできない。
そんな事前知識があったので、キューバ国民というのは「等しく貧しい」のだと勝手に思っていたけれど、今回ハバナで過ごした何日間で感じた印象は、ちょっと違っていました。
思ってたより物あるじゃん、みんな小奇麗だし、住まいだって古いながらも立派だし、という印象。少なくとも、私のイメージしていた「貧しい国」とはだいぶ違う。
ただこれは、首都ハバナであることと、私たちがツーリスティな場所をメインに訪れていたために、そんな風に感じたのかもしれません。
それと、街に鳴り響くラテンの音楽やキューバ人の明るさが、貧しさを感じさせない、というのも大きいと思います。
5年ほど前は首都ハバナでも、高級ホテルのレストランですら「今日は塩がありません」という日があったらしく、物資が満足にないのは、やはり現在も変わらないそう。
稼ぎの9割ほどを税金として国に納める代わり、医療費や教育費が無料。
「国民全員、平等にチャンスがある」といえばそうなのだけど、自分の身に置き換えて考えてみると、キューバの若者にとってはこの共産主義の在り方はどうなんだろうな、と考えてしまいます。
海外旅行なんて、絶対あり得ないわけでしょ。
働いてお金を稼ぎ、それを自由に使い、自己実現に向かって・・・というシナリオが最初から成り立たないのだから、好奇心、向上心といったものは当然に持てないだろうし。
実際にキューバ国民、特にキューバ革命以降に生まれた若い人たちは、自国の現状をどう思っているのか、すごく気になるところ。
米国による対キューバ経済制裁について
国交がないからアメリカ人は気軽にキューバに行けないとか、マイアミとは目と鼻の先のキューバなのに直行便がないとか、米国とキューバの関係は確かに今も悪いです。
オバマ大統領は、キューバとの対話を重視し、経済制裁解除についても前向きな態度を取っているようだけど、2014年の現段階ではまだ経済封鎖状態。
米国との関係が悪い=資本主義と敵対、ということで、世界から孤立、取り残されている。ゆえに街全体がなんとなくノスタルジックな雰囲気に包まれています。
先に書いた物資難も、この経済制裁が原因なのであろうし、国の豊かな成長を妨げていることは間違いありません。
ただ、ハバナの町を散策中、アメリカのブランドの洋服(偽物かもしれないけど)や、お菓子(スニッカーズやプリングルズなど)を普通に見かけたし、あるレストランにはDellのノートPCが置いてあるのを見ました。
第三国を経由して輸入したものなら、生産国がアメリカであっても別にいいよ、ってことなのか?これは謎。
それと、今回宿泊したCASAで言葉の面で色々と助けてもらったアメリカ人は、もうハバナに1年半住んでいて、キューバを訪れるアメリカ人の観光ガイドをして稼ぎを得ているそう。
あまり根掘り葉掘り聞くのもどうかと思い、それ以上の詳しい私情は聞いてないけれど、政府の許可がないとキューバに入国できないはずのアメリカ人。そんなアメリカ人観光客を相手に、旅行業をナリワイとしているキューバ在住のアメリカ人・・・。不思議すぎます。
キューバは独裁国家なのか?
キューバ革命後、最高指導者となったフィデル・カストロに代わって、現在の国家元首(国家評議会議長)は弟のラウル・カストロ。
一党独裁体制であるのは確かなようだけれど、いわゆる北朝鮮のような独裁政治、独裁国家という臭いが全くしない。なぜか?
それはおそらく、国家元首を祭り上げている感じが全くないからだと思います。
ハバナの街には、キューバ建国や革命で英雄とされた人々は、建物や壁のモチーフとなっていたり、銅像が建てられたりしています。
例えば、建国の父といわれるホセ・マルティや、キューバ革命の英雄チェ・ゲバラ、カミロ・シエンフエゴスなどは、あちこちに記念碑やモチーフが。
でも、同じく革命を主導したフィデルやラウルに関しては、街中での露出が極めて少ない。
既に亡くなっている英雄たちについては、軌跡をたどれるかのようにたくさんの記念碑やモチーフはあるのに、現在の国家元首のそれは少ない。
独裁のイメージを払拭するため、あえてそうしているかのようです。
もし将来フィデルが亡くなったら、革命広場のチェとカミロの間にもう1つビルが建って、そこにフィデルのモチーフができるのかな、なんて、変な想像までしてしまいました。
※現在の革命広場の壁のモチーフは、チェ(写真左)とカミロ(写真右)だけ。
アジア系はみんな「チーナ」と呼ばれる
ハバナの町を歩いていると、よく「チーナ!」と呼びかけられました。
チーナとは、スペイン語で中国・中国人という意味らしいので、当然こう呼ばれるのは気分が悪い。
でも、チーナ!と呼びかけられた後に、例えば英語が話せるキューバ人なんかだと「Where are you from?」と聞いてくる。「Japan」と答えると、「アー、ハポン!」という具合。
他には、チーナ!の呼びかけの後に、「コリア?ハポン?」などと聞いてくる人もいました。
つまり、こういうこと。
彼らキューバ人は、アジア系の人をとりあえず「チーナ」と呼ぶ。
なので、キューバでチーナと呼ばれても、そう気分を害することもなさそうです。
根は優しい人が多い気がするキューバ人
事前にキューバ滞在経験のある人から、旅行客を騙そうとする悪い奴がいるから、街歩きの時には気をつけるようにと言われていました。
例えば・・・
● 気軽に英語で話しかけてきて、観光案内をしてあげると言いながらも、最終的に飲み物代を払わせる
●「シガー?コイーバ?」等、葉巻を売りたがる
● 観光スポットで写真を撮ろうとすると勝手にフレームインしてきて、「撮ったでしょ?ハイ1$」とねだる
など。悪というよりはチャッカリ感がハンパないキューバ人。
男性旅行客だと、売春のお誘いなんかも多いらしいです。
実際、葉巻の営業は多かったけれど、飲み物おごって系のお誘いは一度もなかった。
もしかしたらあったのかもしれないけど、怪しいと察知した時は会話の最初で適当にあしらって撒いていたから、被害に会わずに済んだのかもしれません。
他には、レストランの呼び込みも多かったけれど、断トツ多かったのが乗り物系。
タクシーや、自転車の後ろに座席を取り付けた自転車タクシーは、やたら「タクシー?」と、うっとおしいと思うほどに声をかけてきました。
でも、断るとそれで終わりで、しつこさは全く無し。
ここが、モロッコやトルコなどイスラム圏のガッツキ商売とは違うところ。
地図なんか持っていれば、営業を断られた後でさえも「ところで、何を探しているの?」と聞いてきて、丁寧に道を教えてくれたり、レストランの呼び込みを断わり「今日はあっちのお店に行くつもりなの!」と違うレストランに行くことを告げると、
「確かにあそこは美味しいよ、食事楽しんできてね!」という具合に、アフターフォローが素敵だったりする。
他にも、ハバナの街歩きの最中、キュンとくるキューバ人の神対応に何度か遭遇したこともありました。
生きるため、お金を稼ぐため、旅行客を相手に商売をし、中には相手を騙すような悪い奴もいるのかもしれないけれど、
私たちが今回の旅で出会ったキューバ人は、みんな本当に正直で、優しい心の持ち主ばかりでした。
詳しいキューバ旅行記は、何回かに分けて今後書いていきたいと思います。
[Update!]
旅行記、こちらにまとめてあります ⇒ 2014年キューバ(ハバナ)旅行記まとめ
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こんばんわ。
50代以上女ひとり旅でヒットしたのですが、よろしいのでしょうか?
私は50代で、恥ずかしながら、ゲバラ好きです。色々本を読んでます。
いつかはキューバと思っていましたが、アメリカとの国交回復、さらにフィデル氏の死去ともう、行かない訳にはいかない状況です。
色々、ツアーも考えましたが、興味のないビーチリゾートが入って50万強のお値段に少々、やられています・・・。
一人旅でも大丈夫なのでしょうか?
こちらは、一人旅の経験は、去年のトルコ(イスタンブル)のみです。後は、ツアーか家族と一緒です。
キューバは治安もいいし・・・・と、いろんな旅行記を見てもみんな、書いてるんですが・・・いまいち不安がぬぐえません。お時間が有りましたら、アドバイスお願いします。
奥寺さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
チェ・ゲバラ、お好きなんですね。私もです(^_^)
ハバナには、キューバの歴史、革命やゲバラに関連する施設、所縁のある物など、とにかく見所がいっぱいでしたので、お好きならきっと楽しめると思います。
私がハバナに行ったときは、女性の2人旅、個人旅行でした。宿泊はキューバ人宅(カサ・パルティクラル)で、1泊1人2,000円ぐらいで泊まらせてもらえたので、航空券+宿泊の総額が、20万円強ぐらいでした。ツアーだと、50万円強もするのですか!?結構高いんですね。
キューバは、皆さんが仰るように、治安は比較的良いと感じましたし、危険な目に合うようなことは一度もなかったです。
言葉の面では、ハバナだったら、スペイン語か英語のどちらかが出来れば、それほど困ることはないかなと感じました。(私は英語しかできませんが、何とかなりました)
個人的な感覚ですが、イスタンブールに比べると、ハバナは個人旅行&一人旅のハードルは多少高いかなと思います。欧米諸国やアジアの国々の観光地とは、やはり色々とかってが違います。
交通手段なども限られていますし、交渉ごとが必要な場面にも出くわすことも多いと思いますが、もしその辺が苦にならないようでしたら、一人旅も楽しめるんじゃないかなと思います。
以上、参考になるか分かりませんが・・・。
当ブログで、キューバ旅行記も色々と書いているので、よろしければご覧いただければと思います(*^_^*)
初めまして!
旅行記楽しく拝見させていただきました。キューバどーしても行きたくて。夏に検討しております。
女性の旅行で、エアーの取り方、宿の取り方もう少し詳しく教えていただきたく存じます。
カナダ経由を検討しています。
ツーリストカードは今個人で手配できますか?
luciaさん
はじめまして。
夏にキューバ旅行をご検討されてるのですね。
カナダ経由だと、エアーカナダ利用ですよね?航空会社のサイトで直接か、大手旅行会社のサイト等でチケット予約されるといいと思います。
宿の取り方は、現在はBooking.comやアップルワールドで、ホテル&カサの予約ができるようになっているので、そちらで探されるのがよろしいかなと。
https://wptravel.msmsnet.com/archives/2646
↑宿泊のこと、こちらの記事に書いておりますので、よろしければご覧ください♪
ツーリストカードは、個人で手配できますよ。
郵送か、大使館(領事部)へ出向いて申請ができます。
ただ、現在もエア・カナダの場合は機内でも配られるようなので(私が行ったときもそうでした)、それをアテにして用意されないで行かれる方もいます。
https://wptravel.msmsnet.com/archives/2532
↑こちらの記事に、事前申請の方法を書いております。
以上、参考になるか分かりませんが。。。
是非キューバ楽しんできてください(^^)/
旅行記読みました。本当に楽しそうで羨ましいです。
一人はハードル高いですよね~
交渉するのも苦手ですし…
でも、行くことは決めました!
アドバイス ありがとうございました。
奥寺さん
こんにちは。
旅行記読んでいただいて、どうもありがとうございますm(__)m
昨今のキューバ人気で、今後はもっと手軽なパッケージツアーなども出るかもしれませんし、是非行ってみてください!
こんにちは”50 COUNTIRES”さん
キューバの情報を探していたら、こちらのブログにたどり着きました。
来年の1月後半にメキシコからボリビアとパナマ経由でキューバに5泊する予定です。
キューバ旅行記が大変参考になりましたので、いろいろとみて回りたいと思います、
なおツーリストカードはパナマの空港で購入予定です。
そしてイスタンブール経由で帰国予定です。帰ってきたら感想など再度コメント等を
させて頂きます。
ゲバラのお話ですが、私にはボリビアのサンタクルスに住む日系人の友人がおります。
毎年彼を訪ねてサンタクルスを訪れているのですが、去年彼と一緒にゲバラのDVDを
観た後で彼の話になりました。
友人が子供の頃、ゲバラから飴をもらったと話していて、そして彼が銃殺される
前日?? の負傷してまだ生きている彼の写真を見せてもらいました。
そしてその写真は、今は私の手元に大事に保管してあります。
ゲバラとは何か縁でもあるのでしょうか( ^ω^)・・・
これからも、楽しいブログこれからも続けて下さい。
Cisiaさん
はじめまして。
キューバ旅行記、読んでいただいてありがとうございます(^^♪
ご友人、ゲバラから飴をもらったなんて、すごいお話です!そして、最期の地ボリビアで、亡くなる前日の写真とは・・・お宝モノですね。しかもそれがCisiaさんのお手元にあるとは、きっと縁がおありになるんだと思います。
出発まで、あと1か月ちょっとですね。5泊だと色んな場所に行けるでしょうね。羨ましいです。帰国後のお話、楽しみにしています♪お気をつけておでかけくださいネ。
こんにちはSKさん、キューバに行って来たので、①ツーリスト
カードの件に付いてまずは投稿させて頂きます。
その他ゲバラの件と、キューバと人については長くなるので、
再度投稿させて頂きます。
皆さんが一番関心のあるツーリスト・カードの件ですが、
メキシコのコパ航空のカウンター(アエロ・メヒコも同じ)で
購入できるかと聞いたら、勿論と言われました。
360㌷だったのですが、ペソのみの支払いだったので手持ちが
なく、パナマの空港でも買えるかと聞いたら、こちらももちろ
んと言われ、無事パナマで購入(20㌦)できました。
さらにボリビアのサンタクルスの空港でも購入できました。
キューバ行きの便を持つ航空会社を利用すれば問題ないはずです。
ですから、みなさん心配していますが、これらの便を利用すれ
ば良いかと思いますが、アメリカ経由は面倒なだけなので止め
た方が良いと思います。
さらにハバナの空港に着いてから、イミグレーションに確認し
たところ、もし空港に到着して、カードを持っていなくても、
イミグレーションのあるホールの隅で購入可能との事。
ビザと言っても、キューバ政府の収入にしたいのが本音だと思い
ます。
なおイミグレでの購入にあたっては、スぺイン語がベストだと
思いますので、ある程度覚えて行きましょう。
やはり話せるほうが、良いに決まっています。
ではまた投稿させて頂きます。
Cisiaさん
こんばんは。キューバ行って来られたのですね。おかえりなさい。
キューバには5泊の予定でしたよね?
きっと色んな体験されたことと思います。お話楽しみにしております♪
ツーリストカードの情報、どうもありがとうございます!
アメリカ経由でなければ、簡単に入手できるのですね。
ハバナのイミグレ前に購入できるという話は以前も聞いたことがあったのですが、窓口が開いてない時があるなんて噂も当時はあって、どうなんだろう?と思ってました。
最近は渡航者も増えて、その辺のシステムも整ってきたのかもしれませんね。
スペイン語・・・出来たらいいですよね。私は全くダメでしたが…(-_-) もし話せたら、さらにキューバを楽しめただろうなと思います。
こんにちはSKさん、再度投稿させて頂きます。
キューバには予定を変更してラ・ハバナに2泊、バラデーロに4泊しました。
初めてのキューバでしたが、ボリビアで知り合ったキューバ人に
いろいろと世話になり、興味深い社会主義国を垣間見ることができました。
彼からいろいろな事を聞きましたが、興味を引いたのが、キューバ人が
外国に行くにはインビテーションビザが必要で、割と簡単にもらえる国
は、ロシア・エクアドル・ボリビア・ギアナ三国やカリブの小国とアジ
ア数国だそうですが、他の国にはかなりハードルが高いそうです。
そしてその彼はボリビアに来て、稼いでは雑貨品を持って(24kg位)年
に1~2回位キューバに戻り、商いをしているそうです。
だから空港の税関では、私のような観光客は向かって右側をスルーで
出られますが、沢山のキューバ人は左側で検査を受けていました。
ラ・ハバナだけ見ていると分かりにくいのですが、今回はバラデーロ
から15km位離れたカルデナスという田舎町に住む、比較的裕福な?
(カーサ・パルティクラル=自宅)、彼の家族の家に招待されました。
その町は観光客など絶対に訪れないであろう所で、貴重な経験をしました。
そしてそこでいろいろな事を聞いて何故雑貨なのか納得しました。
革命以来、日に日に暮らしが悪くなり、いろいろな日常品が慢性的に
不足しているとの事、今後も、体制が大きく変わらない限り続くと・・
だから彼は、今後も続けると言っていました。
全てのやり取りは、分かりにくいキューバ訛りのスペイン語でしたの
で、苦労しました。
今も彼から、ホワッアップで連絡がきました。
長くなりすぎたので、他の話は再度投稿させて頂きます。
Cisiaさん
貴重な体験談を書き込んでくださってありがとうございます。
キューバに行った時、現地の人々や暮らしを見て不思議に思うことが多くありましたが、Cisiaさんのお話を聞いて、なるほどなぁと思いました。
他国に行って稼いでいるキューバ人もいるんですね。だから社会主義国なのに、暮らしのレベルにかなり差があるのですね。
慢性的な物資不足などは、ちょっと旅行したぐらいでは実感できませんでしたが、きっと旅行で訪れるのと、実際に住んで生活するのとでは、全く違う国なんでしょうね。
こんにちはSKさん
ドラッグとゲバラの話を再度投稿させて頂きます。
まずはドラッグの件ですが
(ボリビアとペルーとコロンビアはコカインの生産国)
ボリビアのサンタクルスから、隣の席にいたボリビア人と仲良く
なった彼と共に、遭遇したキューバの空港での話です。
イミグレーションで、私の場合は何も聞かれなくて1分位で済んだ
のですが、彼の場合は違っていました。
まず彼がパスポートを差し出すと、何故かパスポートを確認後もう
一度ラインの所で待つように言われ、その後何人かの入国者を処理
してから、ようやくパスポートの処理をしてもらい荷物受け取り
エリアに向かったのですが、そこで税関係官と思われる人から再度
パスポートの確認があり、係官はパスポートを持ってどこかに行っ
てしまいました。
私の荷物は直ぐに出てきたのですが、彼の荷物は30分以上経って
ようやく出て来たので引き取ると、先ほどの係官が来て彼を別室
に連れて行きました、ここまでは私の見ている前での出来事です。
その後のことは、入国してからタクシーで市内に向かっている時に
聞きました。
別室へ連れていかれ、全ての荷物を開けて確認され、ボディチェ
ックの後はX線で体もスキャンされたそうです。
でも結局何も出てこず(最初から彼は何も持っていないので当た
り前)しかし今度は52㌦(賄賂)を支払えと言われたそうです。
ここで彼は怒り、押し悶着後上司を呼べと言ったら、さらに同僚
らしき係官が来て再度ひと悶着、かれは頑固支払を拒否・・
それから10分後にようやく解放され、出口で私と再会しました。
そこで彼は、一気に私にまくりたて興奮していました。
さらに、もう一人ペルー人の女性もいたそうです。
(ボリビアの現大統領モラレスの政治姿勢は強硬な反米主義で、
また新自由主義経済、グローバリズムに対して徹底的な対決姿勢
で知られている。
ベネズエラのチャベス政権、キューバのラウル政権との連携を強
めている。← ウィキペディアより)
という事は知っていたのですが、麻薬に関しては別物という事を
改めて知ったしだいです。
長くなりすぎたので、ゲバラのお話はまた今度( ^ω^)・・
これからも、旅のブログ続けて下さい。
Cisiaさん
こんにちは。
すごい場面に遭遇されましたね。
麻薬に関与が前提での入国審査?賄賂とか、実際あるんですねぇ。
国家、国籍、一個人がそのように結び付けられるのは、日本のように平和な国に暮らしている私たちには理解しがたい感覚です。
それにしても、今回の旅では色々と生々しい体験をされてますね(笑)