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ハバナ散策Part3は、革命やチェ・ゲバラに関連するスポットが中心です。
革命に関する色々が展示されている革命博物館を見たあとは、タクシーで海底トンネルを通って2つの要塞(モロ要塞、カバーニャ要塞)へ。さらにカバーニャ要塞から少し先のチェ・ゲバラの元邸宅を見学しました。
革命博物館
革命博物館は、旧市街の北側、運河沿いにある支倉常長の像や国立美術館、スペイン大使館の近くにあります。プンタ要塞、パルケセントラル、ハバナ大聖堂、どの方面から歩いても5~6分のところにあるので、お散歩の途中で立ち寄りやすいです。
革命の前は、バティスタ大統領官邸だったという立派な建物。
この建物の裏側(博物館の建物を通り抜けて行くエリア)には、1956年にフィデル・カストロやチェ・ゲバラなど革命メンバーが、キューバ上陸を果たした際に乗ってきたグランマ号が展示されていることでも有名です。
入り口前、建物の外にもいくつか展示物があります。
いきなり戦車とか・・・。
館内はとても広く綺麗。
キューバの大きな国旗があったりして雰囲気があり、旧市街を歩いてここへ来ると、ちょっと別世界な感じです。
受付でチケットを購入した後、荷物を預けるように言われます。
荷物は、管理の札と交換に、奥の部屋の棚にちゃんと保管してくれてるので安心。
受付のおばちゃん、アイス食べながら対応してたから、最初はちょっと不安だったけど。
カメラのほか、お財布やパスポートなど大事なものは預けず持ち歩いたほうがいいです。
革命に関する写真や絵、銅像などがたくさん飾ってあります。
フィデル、チェ、カミロあたりが、やっぱり露出多し。
この2人は何だかんだ言って、絵になりますからね。
他にも、革命時にメンバーが所持していたもの等の展示もありました。
一部、英語での説明が書いてあるけど、基本はスペイン語。
キューバ革命やキューバ危機、そして革命後の国の取り組みなど、これまでのキューバの歴史が何となく見て分かるので、写真が訴える力ってすごいなって、あらためて思いました。
出口のところに飾ってあった風刺画。
米国に媚を売るバティスタ、それを受け入れるレーガン、ブッシュ(パパのほう)、ブッシュ(息子のほう)。
いずれも、”お馬鹿な人たち”的なコメント付きで紹介されている。
こういうのを堂々と飾れるのも、アメリカとの国交がない今のうちだけかも?
建物をいったん出て、中庭というか裏庭のほうへ移動。
グランマ号、戦車や戦闘機などが展示されているところです。
軍人さんが監視していて、ちょっと身の引き締まるエリア。
こちらがグランマ号。
直接見えるのかと思ったら、こんな感じでガラス張りの中にあるので、撮影はおろか肉眼でもよく見えない。
小型の船というか、大型のボートというか、そんな感じの大きさでした。
思ったより小さかったです。
これに80名以上が乗って、メキシコからキューバに上陸したというのだから、結構すごい。
戦闘機。やけにピカピカ。
本当に戦いで使われたんだろうか?
逆にこちらの車は、銃弾の後とかあってボッコボコ。
リアルですね。
革命メンバーが使用していた車かな?
そういえば、映画でもこんな車にチェたちが乗ってたな。
こちらの博物館は、キューバ革命の背景とか少し知ってると、より楽しめるかと。
映画だったら、チェ「28歳の革命」&「39歳別れの手紙」とか、モーターサイクル・ダイアリーズあたりはおすすめです。
革命博物館の近くに、こんな建物がありました。
お次はタクシーで、海底トンネルの向こうのエリアに移動。
要塞のほうではタクシーが拾えないと言われたので、モロ要塞→カバーニャ要塞→ゲバラ第一邸宅を全部を回ってもらい、見学時間は待機しててもらいました。
結局、移動と待機を含めて約2時間の拘束になったので、全部で35CUC払いました。
30CUCって言われたけど、良い人だったのでチップ含めて35CUCを。
あと、暑い中お待たせしたから、ジュースも1本買って渡しました。太っ腹!
ちなみに、地球の歩き方には、要塞の近くにはタクシーが待機してるって情報が載ってたけど、空車の待機は1台も見ませんでした。
止まってるタクシーはみんな、私たちのように既に固定客を待機してるのばかりで、乗せてはもらえませんので要注意。
2014年11月の時点では、タクシー1時間待機=10CUCがだいたいの相場で、旧市街⇔要塞エリア間の移動が片道5~8CUCぐらいなので、そのぐらいを目安に交渉するといいかもです。
モロ要塞
モロ要塞。中には入らず、外観だけチラ見。
この要塞は、対岸から見たほうが綺麗ですね。
これは、マレコン通りのほうから撮った1枚。
カバーニャ要塞
カバーニャ要塞。ここは、内部を見学しました。
結構広いです。
が、すごく分かりにくいこの案内板があるだけ。
高台にあるので、長めはいいです。
石造りのしっかりした建物は、とても綺麗。
中には教会もありました。
部屋ごとに区切られてる建物が何棟かあって、その中のいくつかが博物館として見学できるようになっています。
このやる気のない係員が座っている「K-7」という部屋が、チェ・ゲバラ博物館。
執務に使われていたテーブルや椅子など。
ファミリー写真とか。
愛用のカメラなど、実際に彼が使っていた物、所持品などが展示されています。
チェ・ゲバラ第一邸宅
カバーニャ要塞を後にして、お次はチェ・ゲバラの元邸宅へ。
元邸宅内は、1Fのいくつかの部屋が見学できるようになっていて、2Fにはお土産ショップがありました。
ここに来たらマストで見たい部屋。
フィデルが体調の悪いチェを見舞ったときの写真と、チェが使っていたベッド。
ここにも、彼が愛用していた品々や、革命時に使われた物が展示されています。
ゲバラファンにはたまらない、写真の数々。
あまりに多すぎたので、1枚の写真に加工してみました。
個人的にキャッ♡と思ったのは、この2枚ね。
何だろう、ブラッド・ピットの南米版?みたいな。
もしも今まだ生きてたら、ダンディなおじいさんになってただろうなぁ。
2Fのショップはこんな感じです。
飲み物も売ってました。
赤字で「Che」なんて書いてあって、この建物じたいも可愛いですね。
キリスト像
チェ・ゲバラ第一邸宅を出て、すぐ目の前にあるキリスト像。
実は、こっちのほうが観光客が多かったりする。
チェの元邸宅のほうが絶対おもしろいのに。なぜ・・・。
ハバナ散策Part4に続きます・・・
>> ハバナ散策PART4-マレコン通り~ベダード地区~革命広場
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