はじめての青色申告で色々分かったこと

[記事公開日]2015年2月25日

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青色申告昨年1月、開業と同時に青色申告することで税務署に届けを出した私ですが、それからあっという間に一年が経ち、確定申告の時期がやってまいりました。

平成26年1月からは、白色申告でも記帳と帳簿書類の保存が義務化されたので、どうせPCソフトで入力していくつもりなら、白色申告より控除額が多い青色申告の65万円控除をやったほうが得だよ、という話を聞いたので、帳簿付けなどド初心者の私が、はじめての青色申告に挑戦したのでした。

最初に結論から言ってしまうと、青色申告の65万円控除はできるならするべき!
白色申告(特別控除なし)や青色申告(10万円控除)に比べると、確かに複式簿記での帳簿付けや、決算書(賃借対照表、損益計算表)を作成することが必須になる。
でもそれは、賢いソフト がやってくれるし。
自分はただ、収入や支出などお金の流れを把握し、経費の領収書をちゃんと管理し、あとはソフトを使って間違えないように記録していくだけ。
それで、65万円の控除が受けれて、税金の支払額が少なくなるんだから、やらない手はないです。


無料記帳指導


とはいえ、やっぱり最初はチンプンカンプンでした。
初めての青色申告者向けに税務署で開催している「記帳説明会」というのに参加したけど、まず話が理解できない。話の中で出てくる専門用語が理解できない。
しかも私のケースでは、取引先が8社ほどある中で、1社は海外の会社で支払いがユーロ。
そうなると、売上げが立った時と、実際に送金される時の為替レートの違いはどう処理すればいいのかとか、細かい疑問だらけで。
終了後のアンケートに「さっぱり分かりませんでした」と書いて、「無料記帳指導を希望しますか?」の欄に、迷うことなく○をつけて帰宅。
そしたら後日、税務署から「税理士による個別記帳指導」の案内がきて、年に4回の個別指導を受けさせてもらえることになりました。
これは、税理士さんが事務所(私の場合は自宅兼事務所で登録してるので実際には自宅)に来てくれて、複式簿記の基礎や、勘定科目、実際の帳簿のつけ方(入力の仕方)を教えてくれるというもの。
多分、私はこのサポートがなかったら、一人で青色申告はできなかったです。
税務署って怖いイメージあったけど、税金を払う気のある人にはとっても親切。
ちなみに、担当してくれた税理士さんは、60代ぐらいのダンディなおじさまでした。


サラリーマンはやっぱり得


個人事業主になってから思うのは、何だかんだ言ってもサラリーマンは優遇されているということです。
給与所得者だった頃は(今も半分はそうだけど)、税金の処理など自分でしないから、気づかなかったこと。
サラリーマンには、給与所得控除というのがあります。
これはサラリーマンの必要経費にあたるもので、仕事をする上で必要と思われる費用が、領収書など集めなくても、一括で差し引かれるというもの。
ここでポイントなのは、実際に経費がかかったかどうかは関係ない、ということです。
例えば、500万円の年収の人だったら、計算式に当てはめると154万円が自動で控除されてるんですよ。
個人事業主の場合、経費を申告するには領収書が必ず必要で、帳簿をつけて申告をしないといけないんだから、そりゃ大変。

実は私のように、個人事業主でありながら給与所得もあるという人は、結構いいかも。
給与所得のほうで所得控除をしてもらい、個人事業のほうで経費の申告ができるので。
もし事業のほうが赤字申告になれば、他の所得と損益通算もできます。
つまり、赤字分を給与所得のほうから差し引いて、税金が戻ってくるんですね。
まぁ、事業で赤字は出したくないですから、こうなるのは本意ではないけれど、例えば開業初年度なんかは経費がいっぱいかかって所得が数字上少なくなることはあり得ますから、たすかりますね。


今年度の目標


税務署の方からも、脱税はダメだけど節税はしっかりやってくだい!と言われました。
節税のポイントとしては、やっぱり経費による節税、そしてもう一つが控除による節税。
昨年度は、迷ってしまうグレーゾーンの経費については控えめに、計上しなかったりもしたけれど、今年度はしっかり調べてシビアにやりますよ。
控除による節税はなかなか難しいけど、例えば小規模企業共済に入って掛金を控除にするとか、ふるさと納税(今のところあんまり興味はないけど)やってみるとか?


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