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昨年の夏の終わり頃から蕁麻疹が出るようになり、抗ヒスタミン薬を飲み始めてから約1年。
ここ1ヶ月ほど、たまに薬を飲むのを忘れても蕁麻疹が出ないことに気づき、もしかして治ったのかも?と思って完全に薬を飲むのを止めて様子を見てたんだけど、それから2週間経っても全く出ないので、完治したのかなって思います。
抗ヒスタミン剤を飲んで症状が出るのを抑えてればそのうち治るから、と医師に言われてたけど、本当にそうだった。
慢性蕁麻疹に悩んでる人って意外と多くて、私の場合もそうだったように原因がよく分からない場合がほとんど。
でも、特別ほかの病気がなければ、処方された抗ヒスタミン薬を根気よく飲んでいればいつかは治ることが多いようで、私の場合は1年かかったけど、もっと短くて完治する人もいれば、逆にもっと長い期間、数年とか十数年とか薬を飲み続けてる人もいるって話。
女性の場合は、更年期に蕁麻疹が出るって人もいるみたい。
私の場合もそうだったのかな。
蕁麻疹がMAXひどい時に写真を撮っていて(病院の先生に見せるために撮ってた)、実は今もスマホの中にあるんだけど。
あまりにも気持ち悪い画像なので、掲載は自粛します(笑)
でも本当に、最初は太ももから出始めて、そのうちお腹、首、胸...あちこちに出た。
なぜか身体の前半分に出ることが多かったな。
薬を飲んでしばらくするとサーッと消えちゃうんだけど、また薬が切れると痒くなってきて、見るとポツポツと蕁麻疹が出てる、という状況が毎日続きました。
蕁麻疹が短期間で治らず慢性蕁麻疹になってしまった場合、自分に合った抗ヒスタミン薬をしっかり飲むということが大事になってくるっぽい。
私の場合は、最初に飲んだ薬は「アレグラ」だった。
ここトルコで売ってるアレグラは、日本で通常処方されるアレグラの倍量なんだけど、それでも半日持たずに蕁麻疹が出てきてしまう。
私の蕁麻疹にはアレグラはいまいち効きが悪かった。
その後、こちらの皮膚科を受診した時に、アレグラが効かないことを話して、もっと強めの薬を処方して欲しいと頼んだところ、ドクターがおすすめしてくれたのが「Levocetirizine Hydrochloride」という成分の薬。
日本の処方薬でいうと「ザイザル」です。
ザイザルは、花粉症の薬としても処方されることがあると思うけど、わりと眠くなるんですよね、慣れるまでは。
私の場合も、飲み始めて最初の数日は眠気があったり体がだるく感じたりしたけど、一週間も経たないで慣れてしまった。
ザイザルって、日本だと処方箋がなければ買えないお薬だけど、トルコでは処方箋なしで薬局で普通に買えるし、値段もとっても安い。
20日分で最初の頃は200円ぐらい、最近は物価上昇に伴い値上げしたけど、それでも300円ぐらい。
抗ヒスタミン薬は長期に使っても安全性が高いとされているし、花粉症のようなアレルギーのある人は飲んでますよね。
海外だと大衆薬として普通に売ってるものが、日本では病院を受診して処方されないと買えない薬が結構多く、それって医療費の無駄遣いじゃね?ってちょっと思うわ。
長期的に飲み慣れてる薬なら、逆に自分で薬局に買いにいって管理したほうが、きちんと自分の責任で薬を飲むようにもなりますわ。
病院いったら毎回「はいじゃぁいつものお薬ね~」って、大した診察もされず、健康保険を使って安く出される薬だから、患者としたって意識が下がるんじゃないの?
薬を飲まないで貯め込んでる高齢者が多いのも、そういうことなんじゃないの?
とか思ったりしますが。
今回の蕁麻疹も、もし日本で発症してたら定期的に病院に通わなきゃダメだったかもしれないと思うと、トルコで暮らしてて良かったかなと思う。
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