日本と海外の塩にはヨウ素(ヨード)に違いがあった

[記事公開日]

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トルコでは、日本のように調味料が充実していないので、味付けはオリーブオイル+塩とかサルチャ(トマトソース)がベースです。
特に塩はよく使うけど、スーパーでは500gで30~40円の安い塩もたくさん売っている。
が、安い塩はいわゆる精製塩なので摂りすぎには良くないと思い、塩だけは一応お高くても出来る限り良いものを買いたいと思っている。毎日使うものだし。

本当は料理には天日塩を使いたいのだけど、うちの近所では見かけたことないので、我が家ではヒマラヤ岩塩を使ってます。
料理にはヒマラヤ岩塩のパウダーのほうを、食卓で使う用には荒い粒子のをその場でガリガリ削って使うやつを。
値段は精製塩の10倍ぐらいするけど、健康には変えられない。





パウダーのほうのお塩が切れたので昨日買ってきて家に着いてからふとパッケージを見たら、「Iyotlu Ince」ってトルコ語で書いてあるのに気づいて。
今まで気にしてなかったけど、Iyotlu Inceってなんぞ?
英語表記では「Iodized Himalayan Salt」って書いてあるけど、Iodizedの意味がわからん。





裏の原材料を見たら、

トルコ語:Himalaya Tuzu, Potasyum Iyodat
英語:Himalayan Rock Salt, Potassium Iodate

と書いてある。
今までヒマラヤ岩塩100%だと疑わずに使ってたのに、なんか入ってる!!

で、辞書で調べて分かったんですが。
Potasyum Iyodat(Potassium Iodate)とは、ヨウ素酸カリウムだそうです。
天然資源のヨウ素(ヨード)から作られたものみたい。
ヨード卵・光のヨードだ!

気になってこの後色々と調べていったら、塩については日本で売ってるものと海外で売ってるものに違いがあることが分かりました。
海外ではヨウ素欠乏を防ぐために、塩にヨウ素酸カリウムを添加することを法律で義務付けている国が多いということ。
含有量は国によって違うようだけど、トルコの場合、製塩業者は食塩に50~70mg/kgのヨウ化カリウムと25~40mg/kgのヨウ素酸カリウムを添加することが法的に義務付けられてるそうだ。

アメリカやオーストラリア、欧州の国々をはじめ、かなり多くの国でも添加が義務付けられているというのに、日本では逆にヨウ素酸カリウムの食品への添加は承認されていないという。
これには理由があるようで、日本は海藻や魚介類をよく食べる食習慣があり、また土壌中にも多くヨウ素を含んでいるということで、塩に添加して摂取する必要がないからだそう。

ヨウ素(ヨード)って、摂りすぎても摂らなすぎても甲状腺の病気に関係するそうですよ。
あと、ヨウ素欠乏は妊婦や赤ちゃんにとってはとても深刻な問題らしく、海外では粉ミルクにもヨウ素酸カリウムが添加されてたりするらしい。

よく考えると、トルコの生活では海藻を食べるってまずないし、青魚はたまに食べるけど、それ以外の魚介類ってほとんど食べないし。
だから、今の私の場合はヨウ素が添加されてるこちらのお塩を使うほうがいいんだろうなって。

逆に気にしなきゃいけないのは、日本にいて海外のお塩ばかり使うこと。
私、昔ひとり暮らししてた時は、オーストラリア産の海塩とか好きでよく使ってた。
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これにも添加されてたのかな?
でも、岩塩じゃないからあえて添加してないのかな??
日本って、添加物の表示義務もなんか色々細かくて、条件によっては記載しなくてもいいみたいのがあるから、日本語に書き直された原材料表示を見たところで分からないね。

ヨウ素が添加されている海外の塩は、日本人にとってはヨードの摂りすぎになる可能性があるってことですよね。
塩だけに限らず、海外の塩を使った食品なんかもそうよね。
ま、たまに食べるぐらいなら問題ないんだろうけど。
そういえば、昔は海外旅行のお土産に塩を買ってきたこともよくあったな。

甲状腺の病気を患ってる人とかは、たかが塩とはいえ頻繁に使うものだから気になるところかもしれませんね。


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