どれが美味しい？トルコの紅茶メーカー＆ブランド

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トルコ生活も4年目に突入してますが、相変わらず興味や関心が次々と色んなものに移ってるんだけど、ここ1年ぐらいで急に気になってるのがチャイのこと。
チャイといってもインド発祥のミルクティーのほうじゃなくて、トルコでよく飲まれているストレートの紅茶ね。
色んなメーカーがチャイの茶葉を出してるんだけど、これ人によって好みが色々で、自分のお気に入りを見つけたいなと思っている今日この頃。

昨年の夏、知人の車で村のほうに出かけた時に途中の道路っぷちの家の前でスイカを売ってるおばさんがいて、車を止めてスイカを買ったことがあったんだけど。
その時に、チャイ飲んでったら？と誘われてそのお宅の庭でチャイをご馳走になったんだけど、その時のチャイがやたら美味しかったのよね。

それ以来、なんとなくチャイの味を気にするようになって。
人の家で出されたチャイとか、レストランやカフェで飲むチャイとか、ちゃんと味わって飲むと味がそれぞれかなり違うことに気づいた。

家でも以前はティーパックでチャイを作って適当に飲んでたんだけど、ちゃんと茶葉からチャイダンルックで作るようにしてみたら、当たり前だけどやっぱり美味しい。

↑ 昨年の夏からはこの2段重ねのやかんを使って茶葉を蒸し、じっくりと15～20分ほど抽出してチャイを作ってる。
我が家で使ってるのは普通のチャイダンルックだけど、電気式のチャイダンルックもあって、スイカ売りのおばちゃんが淹れてくれたチャイは電気式ので作ってました。

トルコのスーパーに行くと、チャイのコーナーすごいのよ。
メーカーもいっぱいあるし、同じメーカーの中でもブランドがまたすごいあって、どれ買う？ってなるんですね。

有名なメーカーをいくつかをあげてみると、

Çaykur
Doğuş
Lipton
Doğadan
Karali
Tirebolu 42

などなど。
最近、知り合いみんなにどの紅茶飲んでる？って聞きまくってるんだけど、私の周りではÇaykurが圧倒的に多くて、Doğuşを買ってる人も何人かいた。
LiptonやDoğadanはティーパックが結構多い印象。
KaraliやTirebolu 42も好きな人は好きらしく、ネット上ではオススメって書いてるレビューも見かける。

各メーカーがまたそれぞれ複数のブランドを出してて、例えばシェアNo.1のÇaykurで言うと、

Çay Çiçeği
Filiz
Rize Turist Çayı
Tiryaki
Altınbaş Classic

とか、他にもまだまだあるんだけど、ホント色んな種類の茶葉があるんですよ。
片っ端から試したいんだけど、少量パックで売ってるものが少ないから、なかなか全制覇できない。

↑ この2つはÇaykurの中でいわゆる「一番茶」に該当する茶葉っぽくて、
写真左はTiryaki、写真右はRize Turist Çayı。
この2つはわりとスタンダードなんですかね。
特にTiryakiは、好きでこればっかり飲んでるって知り合いがいる。

↑ 写真左のÇay Çiçeğiは二番茶、私はこれ飲んだことないけど、TiryakiやRize Turistと違いが分からんと言ってる人がいた。
写真右の黒いパッケージAltınbaş Classicは、Çaykurの中では最上級の茶葉で、収穫時に茶樹の上部にある最初の2枚の葉しか使ってないらしい。
Altınbaş Classicは最近まで自宅で飲んでたけど、私は特別美味しいとも思わなかったし、ぶっちゃけÇaykurの他のと比べてそんな違いはないと思った。
最上級と言ったって値段も他とそこまで大きく変わるわけじゃないし。

↑ 同じくÇaykurのFiliz、これも好きで飲んでる人が多いと思う。
Filizは新芽（baby leaf）のお茶。

ちなみに、TiryakiやFilizは他のメーカーでも出してて、一般的にはTiryakiは深めパンチあり、Filizは爽やか甘め、と言われてるそうです。
私の周囲では、Tiryaki派とFiliz派が半々ぐらいでいる。

上の写真は全てÇaykur社のチャイだけど、一番売り場面積を取ってるし、知り合いもÇaykurを買ってる人が多いから、私もこれまで茶葉で買うときはÇaykur以外のメーカーのは買ったことがなかった。
でも今まで飲んだÇaykurのチャイですごい美味しい！と思ったものがなかったので、別のメーカーのチャイも試してみようと思って、最近ちょこちょこ色んなのを試してるんだけど。

やっと好みの味のチャイを見つけたかもしれない。

↑ Karaliというメーカーのオーガニックチャイ。
これ、とっても美味しいと思った。
私は苦味は好きなんだけど、渋みが嫌で。
上顎にちょっと残るような、なんていうの？説明できないんだけど、とにかく2杯目飲みたいって思えないチャイが結構あるんですよ。
これは、抽出時間を長くしても濃さを多少濃くしても、変な渋みというか雑味がなくて、個人的には何杯でも美味しく飲めちゃうチャイですね。

でも、あの昨年の夏にスイカ売りのおばちゃんちで飲んだチャイのほうがもっと美味しかった。
あれどこのブランドの茶葉だったのかなぁ、聞けばよかったな。
ま、使ってるお水の違い（紅茶には軟水がいいと言われてる説）や淹れ方の違い等々あるだろうし、単純に茶葉の違いだけではないかもしれないけど。

これからも美味しいチャイを求めて、好みの茶葉を見つけるまで色々試したいと思います。

日本でも、楽天市場でトルコのチャイ売ってるみたい。
ÇaykurのÇay Çiçeği
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