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昨今、軽さや機能性、見た目が素敵なスーツケース(キャリーケース)がたくさんありますが、今回はスーツケースの大きさの点で、女性が選ぶ際にちょっと気にしたほうがいいかなと思うことを書いてみます。
若い頃から色々なタイプのスーツケースを使ってきました。小さい物から総外寸で縦の長さが80cmを越えるLLサイズのスーツケースまで、色々と使ったことがあります。その体験から、扱いやすいスーツケースについてお伝えします。
※2023年1月 内容アップデートしました。
※一般的な海外旅行に適したスーツケースを想定した記事です。
スーツケース購入時の留意点
スーツケース購入時の一般的な目安
スーツケースを買うとき、大きさを選ぶ目安の一つとなるのが、旅行日数。
ある旅行かばん専門店では、以下を目安に提案しているようです。
旅行日数 サイズ 容量目安
3~4日 50~59cm 45~59L
5日間くらい 60~64cm 60~74L
1週間くらい 65~69cm 75~84L
10日くらい 70~73cm 80~95L
2週間以上 74cm以上 96L以上
体に合ったサイズを選んだほうがいい
そうはいっても、スーツケースは自分の体の大きさ&体力に合ったものがいい。
旅行日数を目安にする際、体の大きさに合ったものであることが前提ですね。
小さい分にはいいのだけど、問題は大きいスーツケースを選ぶとき。
上の写真のピンク色のスーツケースは、2011年から2023年の現在まで、10年以上もメインで使っている物なんですが、サイズでいったらM~Lに該当する大きさで、総外寸で縦の長さが68cm。
これで10日間以上の旅行もたくさんしましたが、特に不便は感じたことはありません。
現在はトルコ在住で日本とトルコを大荷物で往復する機会が多いため、もう1つ大きいサイズ(外寸サイズ H:74cm/W:51cm/D:29)のこちらのスーツケースも持っていますが、中に物をいっぱいまで詰めると32kgぐらいになってしまう為、かなり持ち運びに苦慮します。
私は女にしては身長がかなり高いほう(170cm)ですが、先の写真のピンク色のMサイズは大きさ的にピッタリだと感じるし、扱いやすいです。
長期旅行の時は、もう少し大きいのでもいいんじゃない?って思われるぐらいの大きさですが、これでも中身をいっぱいに詰めたら20kgぐらいになるので、これぐらいがベストだと思いますね。
小柄な女性だったら、これよりもう少し小さめでもいいのかもしれません。
なぜ小さめがいいかと言うと、大きいスーツケースを持って移動された経験のある方なら、きっとお分かりでしょう。
中身が入っていない空の状態であれば問題なく持てるものも、20kgほどの重さになると、自分の腰の高さ近くまであるものを両手で持って引き上げるのは想像以上にとても大変です。
サイドのハンドルを補助に両手で持ったとしても、大きさと重さがかなりある場合、体の小さな女性だと階段の上り下りなどは苦慮するはずです。
目安としては、自分の股下の長さとスーツケースの縦(表示の長さ)を比べて、股下と同じぐらいか短いもの。
実際には下にキャスターがつきますから、さらに長くなりますので。
私が今使っているMサイズのスーツケースは外寸の縦が68cmで、縦に立てた状態で自分でまたいでみると足の裏がほぼペタッと床につきます。
このぐらいだと、荷物を詰めて相当重くなっても、運ぶのに苦慮しません。
横に立ったときに腰の高さあたりまで来てしまうような物だと、明らかに大きすぎです。
空港内ならカートがあるし、日本であれば最近はどこにでもエスカレーターやエレベーターが付いているので、大きい荷物を持っての移動でもさほど困ることはありませんが、国によってはまだ階段しかなく、大きいスーツケースを自力で持って上り下りしないといけない場所も結構あります。
以前、パリを一人で旅している時、とても小柄(150cm前後)な日本人女性2人が、とてつもなく大きなスーツケースと買い物袋をいくつか持っていて、長い階段を荷物を持って降りることができず、「降ろすの手伝ってもらえませんか?」と頼まれたことがあります。
困っているのが分かれば誰かしら助けてはくれるでしょうけれど、やっぱり一人で扱えないほどの大荷物を持っての旅行は、マナーとしても避けたほうがいいんじゃないかなぁと、個人的には思います。
それに、自分で扱えないほどの大荷物を持って見知らぬ場所を旅するということは、防犯の点からもよろしくないと思います。
ちなみに、私が持っている大きいほうのスーツケースはエースのクレスタというシリーズですが、こちらのブランドにはもう1つ下のサイズ(外寸:H68×W45×D27/64L)もあり、女性ならこのぐらいのサイズが一番使いやすい気がします。
↓↓↓
[エース] スーツケース クレスタ エキスパンド機能付 70L(拡張時)
エースのクレスタシリーズはとても軽量で、空の状態だとパコパコしてて購入当初はちょっと不安だなーと思ってたんですが、実際に使ってみると物凄く頑丈です。海外の航空会社で何度も手荒く扱われてますが目立つ傷もつかず、中に物はたくさん入るし、エキスパンド機能で拡張もできるし、キャスターも動かしやすく使いやすい。ファスナータイプは使い勝手がよく、お値段もお手頃ですよ♪
インナーフラット OR アウターフラット
荷物を詰める時にちょっと気になる、内側の凸凹。
内側に凸凹がないのが、インナーフラット。
逆に、伸縮する持ち手が内部に納まっていて凹凸が内部にあるものを、アウターフラットといいます。
アウターフラットのスーツケースは昔からよくあるのでご存知の方が多いと思います。
インナーフラットのスーツケースというのは、こういうやつですね。
⇒ インナーフラットのスーツケース
詳細写真を見てもらうとよく分かると思います。
インナーフラット、アウターフラット、双方メリット・デメリットあります。
まず、インナーフラットは内部に凹凸がないので荷物が詰めやすいのが最大のメリット。
一方、外からの衝撃で持ち手のスライドの動きが悪くなることがあるのと、最大のデメリットはその厚み。
持ち手の部分が外に出ている分、スーツケースじたいが厚く、重いものが多いです。
逆に、アウターフラットは内部に凸凹があるので単純に荷物が詰めづらい。
一方で、持ち手の部分が内部にあるという構造上、外側からの衝撃には強い。
私個人的には、インナーフラットは詰めやすいとは思いますが、Mサイズ以上のスーツケースを購入する際はあえてアウターフラットを選んでいます。やっぱり大きさや厚みが気になるので。
内部の凸凹も、何度も使って収納に慣れてくれば、あまり気にせず詰めれるようになりますし。
軽量のスーツケースを選ぶこと
スーツケースじたいの重さも、結構大事ですね。
最近は軽量化されてる物が多いですが、なるべく空の状態で軽いのを選んだほうがいいです。
特に大きいサイズのスーツケースだと、中身をパンパンに詰めてしまった場合、預け荷物の重量制限にひっかかることもあります。
エコノミーの重量制限はエアラインによっても異なりますが、だいたい20~30kgのところが多いです。
20kg制限だと、大きめなスーツケースの場合、案外あっさり超えてしまいます。
超過分は有料で、それも結構な料金を請求されるので、スーツケースは軽くて丈夫なのに越したことはないですね。
荷物をはかるには、ラゲッジスケールがあると便利!
大きさが足りない分はサブバッグで対応
帰りにお土産などで荷物が増えてしまうかも、というときは、折りたためるタイプのサブバッグを持っていくといいです。
特に、肩から斜め掛けもできるような両手があくタイプだと、スーツケースとの2つ持ちも楽です。
無料で預けれる荷物がいくつまでか、事前に航空会社に確認する必要はありますが、国際線だと2個まで預けれる会社も結構あると思います。
サブバッグも預け荷物としてしまえば、帰国時ラクですよ。
ただ、サブバッグを預け荷物とする場合には、雑に扱われるのは必至なので、傷つきにくい丈夫を選んだほうがいいですね。
スーツケースは消耗品
スーツケースに関しては、高価でしっかりしたものを買って長く使う派と、安価なものを買って壊れたらまた買い直す派といますよね。
私は以前は前者で、まだ20代の若くてお金がない頃なのに結構高価なものを買ったりしたこともあったのですが、最近は後者に変わりました。
今までいくつかスーツケースを使ってきて、有名ブランドの高価なものが使いやすいかというと、実はそうでもない。
結局、スーツケースはいずれは壊れる消耗品です。
この10数年で私が使っているのは2万円前後の比較的リーズナブルな物ですが、かなり長持ちしてます。
それに、傷がついたり壊れたりしたときに、まぁしょうがないかと思える値段の物のほうが、精神的にも気楽かもれません。
以前、高価なスーツケースに大きな傷を付けられて、空港職員に噛みついている日本人を見たことがありますが、はっきり言って見苦しいです。
傷が付くのが嫌な人は、空港で有料のバゲージラッピングを利用するなど自己防衛したらいいんですよね。
◆国内線用、機内持ち込み用として、小さいサイズのキャリーケースを購入した際の記事。
LCCの各社荷物規定(サイズ)もまとめてあるので、参考までにリンク貼っておきます。
⇒ 機内持ち込み可能サイズのキャリーケースを購入
◆長く使っている私のスーツケースについて、写真で紹介している記事。
こちらも参考までにリンク貼っておきますので、よろしければ覗き見を。
⇒ スーツケースの寿命は?写真で経年劣化お見せします
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