海外でパスポートを盗まれた（プロローグ）

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今回のギリシャ（アテネ）旅行で、実は私、現地で大変な事件に遭遇していたのでした。

帰国日の前日夜、歩いている途中に刃物でバッグを切られ、パスポートを盗まれました。

服や体を切られることなく、盗まれたのもパスポートが入った小さなポーチ1つだけだったので、まぁ不幸中の幸いと言えるんでしょうか。今思い出してもゾッとしますが。

後になって思えば、持ってたカバンは簡単に切られるような布製の物だったし、ツーリストも多いエリアで、完全に気が緩んでいました。
今までの旅や海外生活でも、これといって危険な目に遭ったことがなかった、お花畑な私に降りかかった初めての試練。

結論から言うと、パスポートは盗まれたものの、無事に予定どおりのフライトで帰国でき、ひとまずは結果オーライだったんです。
ただその背景には、現地でお世話になった警察、ホテルの従業員、大使館、日本から遠隔で色々とサポートしてくれた母親、友人たち、そして、私が同じ便で一緒に帰国できるよう、現地で一緒になって奮闘してくれた相棒、皆さんの多大なる協力がありました。

外国でパスポートを失うということは、“私が私であること” を証明できる唯一の物を失う、ということなんですね。
パスポートがなければ、自分が日本人であることすら証明できず、国籍不明の一人の女となり、日本へ帰ることもできない・・・恐ろしすぎます。
失って初めて気づく、あなたの大切さ。
パスポートは超大事！これ、当たり前すぎて忘れがちな事。

海外でパスポートの盗難（紛失）に遭った場合、通常はその国にある日本大使館で、パスポートの再発行、または緊急帰国のための渡航書を発行してもらう必要があります。
パスポートの再発行だと一週間程度、渡航書の発行でも3日程度、通常は手続きに時間がかかるそうです。
なので、少なくとも数日は余計に現地滞在しなければならないケースが多く、場合によっては帰国便のチケット買い直しや、延泊分のホテル代など、出費がかさんでしまうことも。

前日の22時にパスポートを盗まれたのに、予定どおり翌日夜のフライトで帰ってこれた私のケースは、非常に稀かと。
全てがタイミングよく、スムーズに、事が運んだんだと思います。
それに、迷惑だと知りつつ、恐縮しながらも、どんどん周りを巻き込んで協力をお願いし、時には強気でゴネたのも功を奏しました。
ここ数十年で一番ってくらい、全力出し切りましたから（笑）

さらに、帰国後、持っていたクレジットカード付帯の携行品損害保険を申請したら、現地でかかったほとんどの費用（大使館までのタクシー代往復、渡航費申請費用、その他諸々）は保険適用となり、支払っていただけました。
この時、年会費無料なのに充実の旅行保険が付いているエポスカードのありがたみを知りました。

せっかくこんな貴重な（？）体験をしたので、パスポートを盗まれてから、現地で緊急の渡航書を発行してもらい、無事に日本へ帰ってくるまでを、記録としてブログにも残しておきたいと思います。

順次、アップデートしていきます。
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[Update]以下の記事を書きましたので、興味のある方は読んでみてください。

– 海外でパスポート盗難被害に遭った際にしたこと
– パスポート盗難時クレジットカード海外旅行保険請求


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