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ギリシャでパスポート盗難に遭って、無事に渡航書で帰国できた後、海外旅行保険の請求をしました。
クレジットカードに自動付帯の海外旅行保険(携行品損害)を利用しました。
過去に、スーツケースの破損、カメラの破損などでもお世話になってますが、まさかパスポート盗難で申請することになろうとは、思ってもいなかった。
まず、持っているクレジットカードの引き受け保険会社に電話し、事故受付をしてもらいました。
オペレーターの方に、盗難に遭った日や場所、状況、盗まれた物、かかった費用などを聞かれるので、詳しく答えます。
基本は、警察へ届け出た内容と全く同じことを伝えればいいと思います。
そして、電話受付終了後、一週間ほどで自宅へ保険請求の書類が一式届きました。
保険会社から送られてきた書類に記載をし、以下を添付資料として一緒に送付しました。
・eチケットのコピー
・警察への盗難/紛失届(原本)
・損害資料(領収書など)
私、現地で大使館までの移動に使ったタクシー代や証明写真取得にかかった費用について、領収書をもらうのを忘れたんです。
なので、事故受付の電話の際オペレーターの方にその旨伝えたところ、「金額を覚えてらっしゃれば領収書がなくても大丈夫ですので、書類の領収書有無欄で”無”と書いてください」と言われました。や、優しい・・・。
そして、書類を返送してから3日後ぐらいに、別の担当の方から携帯に電話がありました。
その際、保険金が支払える物/支払えない物、の説明があり、最終的な保険金額を伝えていただけました。
保険金支払い対象については、以下の状況でした。
保険金請求が認められたもの
・現地ホテルから大使館までのタクシー往復料金(領収書なし)
・現地カメラ屋さんでの証明写真取得にかかった費用(領収書なし)
・渡航証の発行費用(領収書あり)
・盗まれた物の購入代金(領収書なし)
- ポーチ
- 小さいノート
- ボールペン
- スーツケースの鍵につけていたキーホルダー
保険金請求が認められなかったもの
・日本での戸籍抄本取得費
・在ギリシャ日本大使館宛てEMS送料
渡航費の申請にあたり、戸籍抄本の原本を在ギリシャ日本大使館宛てに送らなければいけなかったので、これらも保険金の対象になるかなと思ったのですが、実際はダメでした。
おそらく、”現地で負担した金額” が支払い対象になるんですかね?
保険会社の担当の方、なんかとっても言いづらそうに、「充分なお力になれず、大変申し訳ないのですが・・・」なんて恐縮してましたが、いやいやこちらこそ、お手数かけてすんません、って感じでした。
盗難された物については、今回パスポートの入った小さいポーチまるごとだったので、その中に入っていた物がすべて対象になりました。
スーツケースの鍵については、ホテルにスペアキーを置いてあったので、スーツケースを壊したりすることなく金銭の負担は発生しませんでした。
が、もし同じ状況でスペアキーがなく、やむを得ずスーツケースを壊したりした場合は、おそらく修理代が保険金の対象になります。
盗難された物の保険金は、購入金額より使用年数分を減価償却として差し引いて算出されました。償却率は、1年あたり10%、最大50%。
例えば今回のケースだと、ポーチは30%引き、それ以外はまだ買って1年未満だったので、全額支払っていただけました。
購入した物の品名(型番など含む)や時期、購入場所や購入金額などは自己申告となり、保険金請求書にちゃんと書く欄があります。
購入時のレシートなどを保管していれば提出しますが、なくても大丈夫でした。
今回は、スーツケースの鍵についていたキーホルダーが、金額的には一番高かったのです。
警察に届け出た書類にも、ちゃんと「luggage key with key chain」と書いておいたので、申請できて良かった!
外貨で支払った物は、保険金支払いの際に直近レートで算出されるので、保険金請求書には現地通貨のまま記入すればOKです。
あと、私のクレジットカードは免責3,000円なので、保険金支払い額は合計から3,000円が引かれた金額になっていました。
保険請求の申請書に記入した自分の振込先口座へ、数日後には振り込まれていました。
今回もまた、クレジットカードの保険には大変助けられました。
盗まれたというだけで精神的ダメージが大きいので、負担したお金が戻るというのは、なんとも救われた気になりますね。
海外旅行保険について、別途加入する必要があるの?クレジットカード付帯の保険で大丈夫なの?って気になっている方は、よろしければ以前に書いた 海外旅行保険の必要性 のほうも読んでみてください。補償内容や保険料を詳しく比較検討しておりますので。
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