簡素化された入国時の検査証明書のこと

[記事公開日]

2022年6月10日付けで、日本入国時に必要なPCR検査陰性証明書について「検査証明書へ記載すべき内容」が簡素化がされたとの発表がありました。
今までは厚生労働省が指定するフォーマットでの提出が基本必要とされていましたが、記載すべき内容がすべて網羅出来ていれば任意フォーマットでも可、さらに電子媒体も可とのことだけれど・・・。細かく内容を見ていくと???な部分があるような、ないような。

まず、出国の72時間以内にPCR検査を受けて陰性の検査証明書を取得しなければいけない、という点は今までどおり変更なし。
その検査証明書へ記載すべき内容が、今までより7項目減ったとのこと。
減った7項目がこれ
↓↓
パスポート番号、国籍、性別、結果判明日、医療機関住所、医師名、医療機関印影

新しいルールで必要な記載項目はこれ
↓↓
氏名、生年月日、採取検体、検査法、結果、検体採取日時、検査証明書交付年月日、医療機関名

有効な検体、検査方法など「検査証明書へ記載すべき内容」が満たされていれば、任意の様式での提出も可能、ということになりました。
ただし、任意様式を利用する場合は事前審査による「ファストトラック」の利用を強く推奨、とのこと。

さらに、「検査証明書へ記載すべき内容」が満たされていることが確認できる場合は、電子媒体での提出も可能になりました。
ただし、本人が記載内容を変更できる可変媒体(ワード、エクセル、メール本文など)は無効とのこと。

という具合に、一見かなり緩和されたような感じはするのですが。
「ただし・・・」の部分がかなり引っかかるんですよね。

「検査証明書へ記載すべき内容」について記載項目が少なくなったのはいいけれど、これってかなり悪用しやすくなるのでは?
もし悪い奴がいたら、PCR検査を受けず自分で適当に手書きして出そうと思ったら出せちゃいませんかね?
それならいっそ、細かいこと色々言わず、現地医療機関が出した証明書をそのまま提出させるほうがよっぽどいいと思うのだけど。

それから、任意フォーマットも可、ただしファストトラックを推奨、って言ってるけど、現地を出発する時の空港チェックではファストトラックの画面を見せたところでダメだって言われるんですよ。
私、前回の帰国時にトルコの出発空港と乗り継ぎのシンガポールの両方で試しに出してみたけど、何コレ?って言われましたから。
ちなみにトルコの場合は出発空港では日本式のフォーマット見せてもダメって言われますからね。トルコ政府が発行したものを出せ、って言われました、2度とも。

あと、電子媒体もOKって点。これは紙の削減でとても良い案だけれど、「本人が記載内容を変更できる可変媒体(ワード、エクセル、メール本文など)は無効」って。これってつまり、PDFやスクリーンショットならOKってこと?
でも、それだってやろうと思えば簡単に改ざん出来ますよね。
それに、この確認を全世界の空港スタッフにどう徹底させるつもり?ワード、エクセル、メールは無効です・・・なんてルール、現地の空港職員は混乱しまくるよ(笑)それで結局は「紙で出せ」って言うようになるんだから。
ファストトラックと同じで、日本国内だけで通用しても意味ないんですよ。

すべて上記の条件が整う国からの入国なら今回の変更はいいのかもしれないけれど。
実際に2度トルコからの日本入国を経験した私からすると、今回の変更で楽になるー!とはとても思えません。

トルコに限っていえば、トルコはPCR検査受けると結果は政府指定のフォーマットでデータでもらえるけど、検体が「Combined throat and nose swab」って書かれてるから、これは日本のルールで認められておらず、今後も手書きで書き直してもらわないとダメ。
実際の検体は「鼻咽頭ぬぐい液」なんだけど、英語の表記だけがこうなってるって問題だから、ただ書き直してもらうことに何の意味もないわけ。
国としてこうなのがもう明確なんだから、日本政府がトルコ政府の発行する陰性証明書と実際の検体をよく精査して、トルコ政府の出す証明書で良しってしてくれたら、入国者も現地医療機関もどれだけ楽になることか。
この程度の調整、そんなに難しいことなのかな?
ちなみに、イスタンブール空港の検査所なんて超親切で、ちゃんと日本式のフォーマットを用意してくれてるらしいですよ。
どれだけ関係各所に面倒を強いているのか、日本政府にはもうちょっと理解してもらえたらいいのに、って思います。


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