【料理】よく使うトルコの香辛料＆調味料

よく使うトルコの香辛料＆調味料

［最終更新日］2021年10月22日

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今日は、私が普段の料理でよく使っているスパイスや調味料を紹介してみます。

日本でも最近は色んな種類のスパイスが手に入ると思いますが、トルコのスパイスは種類が多いです。
それに、ハーブもよく使われてますね。お料理にはもちろん、健康のためにハーブティを飲んでる人も多いみたいで、香辛料やハーブの専門店があちこちにあります。

トルコ語が赤ちゃんレベルな私にとって、目的のスパイスやハーブを探すのは至難の業。
それでも、スーパーでなんとかスマホ辞書を片手に手に入れたスパイスはこちら。

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左から、KEKIK＝タイム、KIMYON＝クミン、SUMAK＝スマック、PUL BIBER＝フレーク状の赤唐辛子。

今のところ、塩、胡椒、ニンニク、ショウガの他に使っているのが、この4つのスパイス。
最近トルコ料理のレパートリーが少し増えてきたので、ACI BIBER（辛い粉末の唐辛子）と、KURU NANE（ミント）があるといいなと思って、近々買い足す予定。

この中でも使用頻度が高いのが、クミンですね。
トルコ料理にはクミンが結構使われています。
なんとなく味が決まらないなぁと思った時は、だいたいクミンを入れておけばそれっぽくなります（笑）

それからもう1つ、よく使ってるのがスマックです。
スマックはウィキペディアによると、

スンマーク・シバーガイン（Rhus coriaria）の果実を乾燥させ粉状にしたもの

とあるけど、なんだか全然分からないですね。
分かりやすく言うと、日本のゆかり（赤ジソのふりかけ）に近いかな。見た目も味も。
ゆかりは化学調味料のパンチが効いてるけど、スマックはもっと柔らかい味です。

まだ日本にいる時「世界はほしいモノにあふれてる」を見てたら、JUJUさんが「最近、何にでもかけてるスパイス」と言って紹介してたのが、このスマックでした。
亡き三浦春馬さんも、梅っぽい味だと絶賛していたけど、本当に梅とか紫蘇とかそんな味のするスパイスで、日本人は好きだと思います。

トルコでは、食堂だとサラダ（特に生のタマネギ）にそのまま振りかけてあることが多いですね。
見た目も綺麗だし、和食にも合う味だから、日本でも流行ればいいのになー。

こちらに来てから、調味料は自然のものを使うことが圧倒的に多くなったけど、一応こんなブイヨンも買いました。

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チキンとビーフのブイヨン。ただ、これらの味にまだ慣れなくて。なかなか思い通りの味に調味するのが難しい。
味覇（ウェイパー）とか創味シャンタンみたいのがあるといいんですけどねぇ。

そして、トルコでとにかくよく使う調味料といったら、これです。

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サルチャ。
トマトのサルチャ、パプリカのサルチャ、トマト＆パプリカのミックスサルチャなど、いくつか種類があります。でもトマトサルチャが定番かな。
トルコ料理は赤い色した料理が多いけれど、それはこのサルチャが入ってるから。

我が家でもとにかくよく使ってるので、あっという間に大きな瓶を1つ使い切りました。
家庭で手作りする人もいるようで、上の写真で黄緑の蓋つき容器に入っているのは、同居人のお母さんが夏の間に畑で採れたトマトで作ってくれたトマトサルチャ。
やっぱり手作りのサルチャは、市販のより断然美味しいです。

トマトサルチャは、お味噌ぐらいの硬さ。
ドイツにいた時、よくチューブに入ったトマトペーストを買って料理に使ってたけど、トルコのトマトサルチャはあのトマトペーストとは味がちょっと違うような気がしますね。
もっと酸味が飛んでいて、作る工程でトマトを微発酵させているらしく、独特な風味もあります。
最近、サルチャと発酵バターの相性がとても良いことに気づき、併せて使うことが多くなりました。

最後に、ハーブ。
以下2つのハーブは、知人の家の庭で育ってるものを少し分けてもらいました。

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トルコ語で「Defne（デフネ）」と言っていたけど、ローリエ（＝ローレル、ベイリーフ、月桂樹）ですね。煮込み料理に使っています。

こちらはトルコ語で「Adaçayı（アダチャユ）」と言うそうで、辞書で調べたら「セージ」でした。
このままお湯に入れてお茶にして飲むと聞いてやってみたら、薄い茶色の色がついて綺麗でした。苦みがあって、ミントのような爽快感もあります。
チャイを作る際、一緒にこの葉を1～2枚入れてみたら、ちょうどイイ感じに。
抗菌、抗ウイルス作用があるらしいので、この時期飲むのにちょうどいいかも。

以上、トルコでよく使っている香辛料＆調味料でした。
スマックとトマトサルチャは使い勝手が良いので、日本の皆さんにもオススメです！