外国暮らし向きの銀行&クレジットカード

[記事公開日]2021年1月3日

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日本の非居住者になると、銀行や証券取引など利用出来なくなるものが結構あります。銀行もメガバンクでさえ、非居住者は口座を維持できず、口座の解約をしなければならないところが多いです。
日本に金融口座を持ったまま、何の手続きもせず海外で暮らしている人もいるようだけど、今までは平気でも、今後マイナンバーとの紐づけが本格的に始まったら、困ることが出てくるかもしれません。

なので私は、日本を離れる前に、金融関係のもろもろの整理をしました。

証券会社のアカウントはクローズしたものの、悩んだのは銀行口座。
日本に銀行口座が1つもなくなってしまうのは非常に困る。海外にいても円の振込口座は必要だし、日本を離れてからも継続利用する各種サービスの料金、国民年金(非居住者になっても任意継続できる)の支払いなどは、全て日本のクレジットカード払いにしてあり、クレカに紐づいた銀行口座の維持は必須なので。

銀行とクレジットカードについては、必要最低限を残し、今後使わなくなるものは解約するなどの作業を日本を離れる前にやりました。

非居住者でも利用できる銀行口座は意外と少ない


私が持っていた4つの銀行口座のうち、日本非居住者となるにあたって解約しなければいけなかったのは以下の銀行口座。

・新生銀行
・スルガ銀行

逆に、非居住者となっても所定の手続きをすることで引き続き口座維持&取引が可能なのが以下の銀行口座。

・ゆうちょ銀行
・ソニー銀行

ただし、ゆうちょ銀行は窓口へ手続きをしに行ったところ、職員がまったく内容を理解されていませんでした。
ゆうちょ銀行のHPには、非居住者手続きをすれば継続可能って、書いてあるんだけどね。
だいぶ待たされて、最終的に何種類かの書類を渡されて記入するように言われたけど、書類の中身を見てみると、滞在国の納税者番号などを記入する箇所があったりして。
「ってことは、出国前には出来ないんですか?」と聞くと、「そうですねぇ。」って。
多分そんなことはないと思うんだけど、とにかく職員が何を聞いてもハッキリした回答をくれないので、いったん諦めました。
ま、こんな手続きを希望するお客さんは少ないんでしょうから、仕方ないですね。
ゆうちょ銀行で非居住者手続きする場合、都心の中央郵便局のような大きなところに行って聞いたほうがいいと思われます。
結局、口座はそのまま残してトルコへ来たけど、次回の日本帰国時に非居住者手続きをするつもり。

ソニー銀行は、非居住者手続きと国内の連絡先を登録すれば、非居住者でも一部のサービスを除いて取引はできるし、手続きもWeb上で可能。
また、ソニー銀行の口座開設の際に「Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)」を選ぶと、1つのアカウントで外貨口座も持てるので(残念ながらトルコリラは対象外だけど)、たまに発生するユーロ振込の受取り口座としても機能してくれて、とても助かってます。
そもそもインターネット銀行なので、ネットバンキング機能も充実しています。




対象の11通貨の国に住む人だったら、手数料が圧倒的に安くなるなどのメリットがあるので、持ってたらいいと思いますね。
私が調べた中では、海外在住者が一番使いやすいのがソニー銀行じゃないかなと思います。
非居住者になってからでは口座開設できないので、日本にいるうちにしないとダメです。

[Update]

その後、ソニー銀行は海外からの送金など一部のサービスにおいて制限が入りました。
最新情報は公式サイトでご確認ください。



海外暮らしで役立つクレジットカード


クレジットカードについては銀行口座と違って、非居住者の場合のカード維持について、明確に謳っている会社が少ないです。
(新規申し込みは、日本国内に住所がないとダメとしている会社が多い)
なので、既にクレジットカードを持っている場合は、届け出済みの住所(=郵送物送付先住所)に家族等が住んでいて、郵送物を受け取ってもらえるなら継続利用が可能と判断し、私の場合はそのまま3枚のクレカを継続保持しています。

日本で暮らす分には、日々のお買い物でもらえるポイントやマイルがたくさん貯まるカードがいいけれど、海外暮らしとなると、海外でも便利に使える付加サービスや、海外-日本の行き来の際にメリットがあるカードがあるといいですね。

その視点で、最終的にクレジットカードは以下の3枚に絞り、他のカードは解約しました。




・エポスカード
・セディナカード
・セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス
・楽天プレミアムカード

エポスカードは日本でもメインで使っていたので、各種料金の支払いにそのまま利用。インビでのゴールドカードだから年会費無料だし。
また、エポスカードを持っていると、無料で「エポスVisaプリペイドカード」を持つことができます。
私はスキミングなどのセキュリティ面を考えて、トルコではエポスゴールドカードは普段は持ち歩かず、プリペイドカードのみ持ち歩いています。
アプリを使ってエポスカードのほうから簡単にチャージができるし、利用時には利用金額の0.5%分がキャッシュバックされます。
さらに、エポスカードで得たエポスポイントをエポスプリペイドカードにチャージして利用すると、そこでまた利用金額の0.5%が付くので、実はエポスカードを持つ場合、このプリペイドカードも一緒に持って併せて使っていくのがお得なのです。




セディナカードは、今までも海外旅行の必須アイテムだったけど、現地でのキャッシング専用として持っていきました。こちらも年会費無料。
日本の銀行口座に入っている円をこちらの通貨で引き出したい時は、海外旅行の際にやっていたようにATMでキャッシングするのが、やはり一番お得で便利なので。
海外送金なんて手数料がバカ高くて、使う気になれないです。
キャッシングは月の限度額があるけど、こちらでそんなに大金が必要になることもないので、間に合ってます。

・現地ATM手数料が無料
・繰り上げ返済が短期間でできる(余計な利息がかからない)
・返済操作がPCやスマホで完結できる

この3点、海外キャッシングでは大事なポイントだけど、他のクレカのキャッシング機能だと全てクリアしてるのはなかなかないので、セディナカードはキャッシング専用で持ってるといいですね。

[追記・編集]

3枚目のカードとしてセゾンブルー・アメリカン・エキスプレスを持っていたのですが、既に解約しました。
その代わりに楽天プレミアムカードにしました。
楽天プレミアムカードはゴールドカードで、プライオリティ・パスが付いてるので世界のラウンジが使えます。
しかも最高ランクのプレステージ会員同等。
それに、「トラベルコース」を選択すれば、手荷物宅配サービスが年2回まで無料で利用できます。
セゾンブルー・アメックスは、空港⇒自宅への送付は無料になるけど、自宅⇒空港は有料でした。
海外在住者の場合、日本から居住国へ帰る時のほうが日本で色々と物を買って荷物が増えがちなので、どちらかといえば自宅⇒空港の宅配をしてもらえたほうが有難い。そういう点では自宅⇒空港の宅配を無料で2回利用できる楽天プレミアムのほうが圧倒的に便利です。
ただ、こちらは年会費が高いのですね。11,000円。私の場合は使い倒してるので、元は取れてるかな?

金融口座もろもろは、非居住者になってからでは新規で申し込むことはできないものが多いし、日本にいたとしても安定した収入がなければ審査が通らないですよね。なので、海外での長期滞在をする予定があるならば、金融関係の整理はかなり早い段階ではじめたほうがいいと思います。



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