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先週の金曜日、トルコ中央銀行のアーバル総裁解任のニュースが入ってきて、テレビの前で「またかよ!」って突っ込みましたけど、エルドアン大統領は迷走してますね。しすぎです。
同居人に「週明け、リラが一気に売られて下がると思う」と言ったら、「そうかなぁ?」なんて呑気なことを言っていたけれど、予想どおり週明け月曜日、窓を大きくあけて一時2円を超えて暴落しました。
外貨収入のある外国人の私にとっては、はっきり言ってリラ安など別に問題ではない。
なのに、直接影響を受けるであろうトルコ国民のほうが何も気にしていないのだから、おかしな話です。
私としてはただ、こちらで生活をする身として、物価は安定してほしいし、それには通貨の安定も不可欠。そう思っているだけ。
私がトルコで生活を始めたのとアーバル元総裁の就任は、ほぼ同時期でした。なので、5ヶ月足らずで解任されたわけ。
こちらへ来た当初、トルコリラは12円台半ばと、今までにない安値でした。
その際、少し多めに日本円⇒トルコリラに替えておいたのは、我ながら良い選択でした。
その後、トルコリラは4ヶ月ほどかけてジワジワと上がり、先週の半ばには15円台に到達。
アーバル元総裁の大胆な金融政策(利上げ)と、それに対する市場の期待感から、トルコリラが買われていったんだと思います。
エルドアン大統領は、金利を上げればインフレが加速すると思っているのか、イスラム的な発想で高金利=「悪」の考えからか、以前から断固利上げ反対のスタンスを取っています。
なので、アーバル元総裁とは最初から金融政策の考え方では対立していたはず。
その証拠に、今回新たに就任した人は、エルドアン大統領と同じく利下げ推奨派らしい。
私は経済や金融政策などの難しいことは分からないけれど、エルドアン大統領の政策、特に自分の意に反する人をバサバサ更迭する人事は、決して良いことだとは思わない。
2年の間に3度も中央銀行総裁が変わる国の通貨を、誰が安心して買えるかってことなのよ。
世界を、投資家を、甘く見ているような気がしてならない。
自国の通貨安はどうでもいいと思っているのかな。
とはいえ、日本への一時帰国へ向けてお土産など買うのに、そろそろまた日本円をいくらかトルコリラに両替しようかなと思っていた私には、このリラ安はラッキー。
海外で住むには、通貨のリスク分散も大事だなと思う今日この頃です。
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