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久しぶりの投稿になってしまったけれど、その間に日本からトルコへ戻りました。良かったなぁ、一年ぶりの一時帰国。
歳のせいか、長距離移動後の体力と気力の回復に以前よりだいぶ時間を要します(悲)
今回、ユナイテッド航空のマイレージを使った特典旅行券で日本⇔トルコ間を移動。直行便は取れず乗り継ぎ便だったので、往路はターキッシュエアラインズ→全日空、復路はアシアナ航空→ターキッシュエアラインズの利用でした。
一つのPNR(予約番号)で予約された旅程だったから受託手荷物のことでトラブるなんて思ってもみなかったけど、なんだか不可解なことが起こりました。
往路、最初のフライトはターキッシュエアラインズの便。
トルコ出発空港のターキッシュエアラインズのカウンターでチェックインした際に、スタッフから「預け荷物が0個で登録されてるんですが」と言われる。
23kg×2個まで無料なチケットですが・・・と言うと、確認するから少し待って欲しいといわれ、その間どこかに電話したり上司を呼んだりして、確認作業に時間がかかっている。
そのスタッフと上司との会話でちょっと聞き取れたトルコ語によれば、
「荷物分の料金を払ってないんじゃない?」
と、おかしな方向に話が進んでるようなので、「2 free bags」って書いてあるeチケットを見せながら、予約時に2個まで預け荷物が無料であることを確認済みと伝えてみる。
30分以上も待たされ、最終的には「システム上のミスかもね」的なことを言われ、問題なく無料で2つのスーツケースを預けることに成功しました。
この時は、トルコの地方空港でのチェックインだったし、別会社で発券された特典航空券だから空港スタッフもよく分かってなかったのかな~、ぐらいに思っていたのですが。
復路の搭乗日が近づいてきたある日。
「預け荷物が0個で登録されている」と言われたのが急に気になり、またチェックインで揉めても嫌なので、一応ユナイテッド航空に聞いておくか・・・と思い、カスタマーセンターに電話をしてみる。
往路のチェックイン時の状況を説明すると、
「預け荷物は当社の規定ではなく、各運航会社によって決まるものですので、チェックインする航空会社に確認してください」
と言われる。
私)「・・・ん?では、なぜeチケットに2 free bagsって書いてあるんですか?」
担)「それはアメリカのフライト規定になります」
私)「各運航会社の規定となると、今回アシアナ航空→ターキッシュエアラインズと2つの運航便ですが、個数や重量の制限が異なる場合はどうなるのですか?」
担)「その場合はチェックインする会社の規定に従うので、今回の場合はアシアナ航空のルールとなります」
と言われる。
実際、アシアナ航空はエコノミーの場合23kg×1、ターキッシュエアラインズのエコノミーは23kg×2と荷物規定が異なる。
この担当の言うようにアシアナ航空のルールに従うのであれば、今回は2つ目の預け荷物は有料となり、カウンターで超過料金を支払わなければならない。
多分、200ドル。こんな円安の時に、絶対やだよ。
私)「1つのPNRで組まれた旅程なのに、フライトセグメントごとに無料で預けれる荷物個数が変わっちゃうんですか?」
担)「そうですね、各運航会社の規定によるので...超過分は空港でお支払ください」
テキパキと自信満々に回答されるものだから、そうなのか・・・と納得してしまいそうになるも、やっぱり色々とおかしい。
彼女の言うことが本当なら、eチケットに間違った情報が書かれてるってことで、それはそれで問題。
それに、いくらアメリカの航空会社といえ、なぜアメリカ国内を飛ばない関係ないフライトのeチケットにアメリカのフライト規定が記載されているのかも意味不明。
その後、遡って特典旅行券予約時の確認メールをよく読んでみたところ、カスタマーセンターの担当の言ってることが間違っていると確信が持てた記述を発見する。
↓↓
「In compliance with U.S. Department of Transportation regulations, checked baggage policies for your entire itinerary are determined by Turkish Airlines.
→ (訳)米国運輸省の規制に準拠し、あなたの旅程全体の受託手荷物ポリシーはターキッシュエアラインズによって決定されます。」
なにがアシアナ航空の規定に従うじゃ。嘘言われたわ。
上の表のタイトルだって「Baggage allowance and charges for this itinerary」となってて、アメリカのフライト規定をそのまま書いてるワケじゃないじゃん。
自分なりの解釈では、複数の航空会社が運航するフライトの手荷物ルールは、一つのPNRの最初のフライトセグメントの運航会社の規定に従う、ってことなのではないかと。
だから今回は、ターキッシュエアラインズの荷物ルールが適用されたのだと思われる。
ユナイテッド航空のカスタマーセンター担当者は「チェックイン時の航空会社」と言っていたけど、それは違うと思う。
1つの旅程で、例えば往路と復路で荷物ルールが変わるなんてこともないはず。
そういえば、前にコードシェア便の預け荷物超過料金がどうなるか調べていた時に、手荷物許容量はMSC(Most Siginificant Carrier=最重要航空会社)の規定に従うと書いてあったのを思い出した。
MSCは、予約の中で一番最初の搭乗便の運航会社だったり、予約の中で一番長い距離を飛ぶ運航会社だったりするようです。
もし今回の私のケースがMSCの規定に従うのであれば、途中のフライトセグメント、かつ予約の中で一番短い路線のアシアナ航空が最重要航空会社になりうるはずがない。
ということで問題ないことは分かったものの、実際にチェックイン時にどう言われるか気になりつつ、アシアナ航空カウンターでチェックイン。
結果、2個無料で預けることができました。
ただ・・・。
ここでもやはり「0個と登録されている」という点が引っ掛かったのか、確認があるので少々お待ちくださいと待たされ、全てのチェックイン手続きが終わるまでにまた30分以上かかりました(泣)
こんな混乱をきたすシステム、なんとかして欲しいですね。
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