海外でのエアコン設置でカルチャーショックを受ける

※このブログはアフィリエイト広告を利用しています。


40度を超える日もあった今年の夏、我が家にはエアコンがありませんでした。
で、暑さの峠を完全に越えた昨日、やっと設置されました。
いやいや、今更もう遅いんだわ．．．。
昨年の11月、新築賃貸で今の家に引っ越してきたのだけど、その際に「エアコンは暑くなる前に入れますので！」と管理会社の若い兄ちゃんに言われていたのだけど、嘘つかれたわ！

それにしても。
エアコンの設置に立ち会うって、人生でそう何度も経験あることじゃないでしょ？
なのに私は、直近の2年で2回も経験しちゃってるの。
新築のマンションを賃貸する時、どうせ入れなきゃいけない物なら、最初にまとめて入れたほうが管理会社側も楽じゃない？って思うんですけどね。
こういうところ、日本とは違いますね。

2年前、引っ越す前の家でエアコンをつけてもらったときのブログはこちら。

今回は、設置工事の時に色々カルチャーショックを受けましたよ。

2人の作業員が来たんだけど、高いところの作業と分かってるのに脚立のようなものは持ってこなくて、我が家に置いてある椅子を当たり前のように黙って使う。
最初に使おうとしたのが、座面に淡い色のクッションがついてる椅子で、そこに汚れた靴下のまま乗ろうとしたから、ちょっと待てー！って止めたよね。
で、別の椅子を差し出して作業してもらったのだけど、なんかもう色々と雑で．．．。

日本の場合、コンクリ壁にドリルで穴をあけるような時って、フロアが汚れないようにビニールのような物を敷いて作業するじゃない？
それが何の前準備もなく、近くの家具（ソファ）やカーペットもどけることなく、いきなりドゥルルルルルルって削り始めたの。
部屋中すごい粉塵で、まるで外の工事現場だったわ。

そんなに工具いる？？っていう量の工具箱（幅1メートル近い工具箱を4つ）を持ち込み、それを我が家のあちこちに置くんだけど、工具箱じたいが粉塵で汚れてるから、部屋中が小石やら砂やらでもう．．．（泣）

工事の途中に「冷たいお水もらえますか？」って言われて。
あーそうだった、この国は業者さんが気軽に水くれとかお茶飲みたいとか頼んでくるんだった．．．と思って、ハイハイって急いで冷たいお水を出したりね。
暑い中での作業で大変だし、熱中症になったら困るから、それ以降はちょこちょこ「お水もう一杯飲みます？」なんて聞いたりで、こっちも気を使っちゃうわよ。
若いほうの作業員はアジア顔の私を見て、お国はどちら？トルコは好き？普段なに食べてるの？とか、どうでも良い質問をあれこれしてくるし、大惨事の部屋で笑顔つくって話すの疲れたよ。





無事、エアコン設置完了。
2年前のとは違い、今回は新品でサイズもそこそこコンパクト。
（以前の家でついたのは、業務用？ってぐらい馬鹿でかい中古のエアコンだった）

彼らが帰った後が大変だった。
フローリング、カーペットの上、ソファの上、あちこちにコンクリ壁を削った後の石や砂が拡がっちゃってて。
工事の際に出たゴミ（ビニールの切れ端とかネジとか）もリビングのあちこちにバラバラ落とされた状態。一切の片づけなしでお帰りになられた。
これどうやって掃除するよ？？って、しばらくベッドの上で放心状態でいた後、日本の母親にまで電話かけて相談しちゃったよね。
結局、そのあと2時間半ぐらいかけて家じゅうの大掃除をしました。
吸引力の弱い掃除機が糞の役にも立たなくて、古いタオルを使って地道に拭き取った。
この際、カーペットも全部取っ払ってやって、ものすごくスッキリした。すがすがしい。





夜、同居人が帰ってきて、玄関のドアを開けたらコレ。（↑↑の写真、外の廊下）
本体と室外機が入っていたダンボール類、その他の付属品などのゴミが一式、玄関の外の廊下に放置されてた。
「これ、自分たちでゴミに出さなきゃいけないの？」って聞いたら、「そうだよ、他の家の人たちはもう下のゴミ捨て場に出してたよ」
と言われ、あーそうですか・・・。
日本だと、業者さんが持ってきた物は全て持って帰ってくれるよね。

こういうこと色々と経験していくと、日本での暮らしがいかに住みやすかったか、って思い知りますね。
トルコはトルコでもちろん他に良いところもたくさんあるけど、終の棲家とするにはちょっとな、って最近つくづく思います。
最近は移民に対して色々と厳しくもなってるし。
今はまだいいけれど、年を取ってから日本人のような外国人がこの国で生きるのはちょっと大変かな。（個人的見解）


↓↓ 旅行関係のお得情報やクーポン掲載してます ↓↓






にほんブログ村