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トルコで暮らすようになって自分が一番変わったのは、猫や犬などの動物への接し方かもしれません。
私はもともと動物はやや苦手で、部屋の中で犬や猫を飼うなんてとんでもない、って思ってた人。
今となっては「ネコ飼いたい」となっているんだから、人間って変わるもんです（笑）
ま、わざわざ部屋の中で飼わなくても、ちょっと外に出れば野良猫があちこちにいて触れ合える機会は多いのだけど。
我が家の向かいに廃墟（途中まで取り壊してなぜか途中で作業が止まってる一軒家）があるんだけど、そこがどうやら猫ちゃんたちの住処になっているらしく。
その中の1匹が最近赤ちゃんを産んだようで、前を通ると中から「ミャ～ォ」って小さな可愛い声が聞こえてくる。
トルコは犬や猫に優しい国って言われてて、日本のような”餌付けは悪”という感覚を持ってる人は少なめ。
もちろん殺処分もないし、パンデミックで人々が外に出れなかった頃は、行政が野良猫・野良犬への餌やりをしていたほど。
でもそれは良い面ばかりだけでなく、無節操な餌付けによって個体数がどんどん増え、中には人を襲う犬がいたり、交通事故や病気で命を落とす野良猫が多かったりと、まったく問題がないわけではない
とはいえ、やっぱり猫は可愛い。
だから、みんな近くにいたら世話をしたくなっちゃうんだと思います。
以前住んでた家では近所の人が結構ちゃんと猫に餌をあげてたんだけど、今の家の周りではたまにパンが置いてあるぐらいで、猫に餌付けをしてる人が少ない感じ。
夜、窓から顔を出すと、前の道路に親猫が出てきてウロウロしてるから、きっと餌を探してるんじゃないかな。
ときどき2階を見上げてくるので、バッチリ目が合うときがある。
授乳しててお腹すいてるのかもしれないし、何かあげたほうがいいのかな。
でも、何をあげればいい？
ネットで調べてみたら、意外なことが分かった。
「お魚くわえたどら猫、追っかけて」っていうから（サザエさん）、お魚一匹ぐらいペロリしちゃうのかなと思ったけど、そうじゃないみたいね。
そもそも生魚は種類によっては猫に有害なものがあるって書いてありました。マグロなどのお刺身を少量あげる程度はいいみたいだけど。
あと、牛乳とかも好んで飲みそうなイメージだけど、牛乳に含まれる乳糖（ラクトース）が猫にはあまり良くないみたい。摂りすぎると下痢とかしちゃうらしいです。
それから、塩分にも気をつけないとダメらしく。
トルコの人って、テラス席とかで食べてるとき猫が寄ってくると平気でスパイスの効いたお肉とか、塩分の強いソーセージやサラミをポイポイあげてるけど、あれダメなんだな。
私も実は・・・。昨夜、我が家にあったターキーのソーセージを少しだけあげてしまった。
結局のところ、猫のことを考えたら、市販のキャットフードをあげるのが一番いいみたいですね。栄養のバランスも取れてるし。
だから、今日これから買いに行こうかな、って思ってます、キャットフード。
トルコにはラクトースを含まない牛乳も売ってるから、それも買ってこようかな。
こんなに猫愛が芽生えるとは、自分でもビックリよ。
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